後戯を描いた作品です。
ただ、その行為とは小説を読んで語ること。
そして合間にやさしい口づけ。
女は、ひとりの男のためだけに小説を描いてきた。
男は、作中のセリフがキミらしい、と穏やかに微笑む。
男は作品の狙いを理解し、女は意図が伝わったと歓喜する。
でも、幸せはこの瞬間だけ。
男には帰るべき場所がありそうで。
それでも女は小説を書く。
小説の中ではハッピーエンド。
小説家は作品の中で登場人物に小説を書かせる。
まるで、本当に描きたいモノを代筆させているかのよう。
それとも、逆なのであろうか。
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