二人のやり取りから、別れの辛さと愛情の深さが生々しく伝わってきました。あえて地の文を削ぎ落とし、セリフ主体で進む構成になっているため、まるでボイスドラマを聴いているかのようにテンポ良く読めます。愛し合っているのに家柄の事情で引き裂かれるもどかしさが、会話の端々から感じられて切なくなりました。最後の一文が、これからの悲劇を予感させていてとても印象的です!