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  • こういう距離感ゼロの方は、だいたい自分で気付いていないので、こっちが言わなきゃダメなんですよね。でも言うのは関係が壊れそうで怖い、というカナさんの気持ちとてもよくわかります。

    ちゃんと伝えて距離感が戻る方もいれば、こじれる方もいてそこの見極めが難しい所です。

    この話の佐々木さんは独占欲や執着心がそれほど強くない方だったようで、円満にいって良かったです。

    作者からの返信

    夏露さん
    コメントありがとうございます。

    まさにおっしゃるとおりで、距離感が近すぎる本人ほど、そのことに悪気なく気づいていないケースも多いんですよね。だからこそ、こちらから伝えないと何も変わらない一方で、「伝えたことで関係が壊れたらどうしよう」という怖さもある。その板挟みが、カナの悩みでもありました。

    そして難しいのは、同じ伝え方をしても、相手によって受け止め方がまったく違うことですよね。素直に距離を戻してくれる人もいれば、拒絶されたと感じて関係がこじれてしまう人もいる。

    今回の佐々木さんは、距離感は少し近かったものの、相手を支配したいというタイプではなかったので、カナの言葉を受け止めることができました。

    現実でも「伝えるべきか」「少し距離を取るだけにするか」の見極めは、本当に難しいところだと思います。

    今回も丁寧に読み込んでいただき、ありがとうございます。

  • 推理小説のそれらしい構造、セリフ回しで楽しく読み進めました。中身は本当に理不尽な社会そのものです。

    理不尽を受け流しつつ返し技を決める社員たちの涙ぐましい、そして賢いロジックの解き方。

    新規事業者だけを見て、速攻で切り捨てる思考の止まった上司。しかし、悲しいかな自分で判断することをやめ、思考が止まった輩ほどトントン拍子に出世していく現状もあります。

    主人公たちの魅せ方の修正変更、見事でした 。スカッとしますね!

    作者からの返信

    夏露さん
    コメントありがとうございます。

    推理小説らしい構造やセリフ回しまで楽しんでいただけたとのことで、とても嬉しいです。ミステリーを読むには好きなのですが、書くのは初めてなのでとても嬉しいお言葉です。

    おっしゃるとおり、理不尽な環境そのものをすぐに変えることは難しくても、その中でどう受け流し、どう考え、どう自分を守るかは工夫できると思っています。カナたちには、まさにそんな「会社員なりの返し技」を持たせてみました。

    また、「自分で判断しない人ほど組織の中ではうまく立ち回れる」という場面があるのも、会社という場所の難しさの一つなのかもしれませんね。

    主人公たちの見せ方の変更にも気づいていただきありがとうございます。「スカッとした」と言っていただけたのが何より嬉しいです。これからも、理不尽さをただ嘆くだけではなく、少し知恵を使ってひっくり返せるような物語にしていきたいと思います。