白黒つけられない世界の理不尽さと、その狭間で迷いながら足掻く姿が丁寧に描かれていて引き込まれました。
吸血姫との奇妙な距離感や、それぞれが抱く譲れない正義のすれ違いが痛々しくも人間味に溢れています。
感情の機微や場の空気感が淡々とした筆致の中にしっかり息づいていて、読んでいるこちらの胸まで重たく締め付けられました。
綺麗事だけで終わらないからこそ、彼らが選び取っていく道の続きをじっくり見届けたくなるお話です。
もしお時間が許せば、私の作品のほうにも立ち寄っていただけると嬉しいです。感想やアドバイス、★や♥などいただけますと今後の執筆の大きな励みになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。