ハードボイルド・大正浪漫好きに惹かれたら、この作品はおすすめ……というか沼るかも!
レビュワーは沼りましたよ、この作品!
まず主人公・加藤隼人のスタンスに唸りました。
怪異と対峙する特討隊、その中で加藤は決して無敵の存在ではありません。
力でねじ伏せるタイプではなく、状況を静かに見極める。ただ時に情で動く時もある。
でも、意を決したら行動できる。
これが、たまらなくハードボイルドだって思ったのです。
煙草をくわえる姿がいちいち画になるのも反則です。
(強くないのに格好いいってのが、逆にずるい)
そしてもう一つの見どころが、組織のしがらみ。
正義と職務、個人の想いが静かにせめぎ合う様子が、事件の裏側にじわじわ効いてくる。
正義は時に、大衆感情と迎合できない。
でも組織は――時に、非情な決断をしないといけない。
……そして迎える、第一部のラスト。
しがらみの中で下されるあの結末は、ぜひ本編でご自身の目で確かめてほしい。
一話一話丁寧に積み上げてきたからこそ辿り着ける終わり方だと思います。
これは帝都の闇に潜む怪異に立ち向かう帝都特別討伐隊の物語。
入隊募集中。
闇の帳の向こう側
一緒に覗いてみませんか?