リアルな戦場描写に思わず唸らせられるダークファンタジーです。
前日譚と言う位置づけかと思いますが、このお話単体でも楽しめます。
ラルグ王国の精鋭部隊、飛翔隊が夜襲作戦を決行する所から物語は始まります。
かいつまむと飢饉が原因で国を二分する反乱が起き、それを鎮圧する為に反乱軍から秘密兵器を奪取する……と言う作戦の模様。正規軍側も相当追い込まれてますね。その兵器自体、隣国から供与された物らしく、反乱自体にも裏がありそうな雰囲気……リアルです。
最精鋭だけあり、飛翔隊は首尾よく作戦を遂行するのですが、犠牲者を出してしまいます。
それは飛翔隊の最年少隊員、アキラの心に暗い影を落とすのですが……。
――過酷な戦場を駆け抜けた、かつてあった家族の物語。