筋肉を愛し、筋肉のためなら一切の妥協を許さないマッスルマン。
その熱意は本物なのに、どこかほんの少しだけ方向がズレている。
だからこそ、「筋肉関係ない……」と心の中で冷静にツッコミを入れ続ける店員との掛け合いが、とにかく絶妙です。
値切ろうとした直後に気前よく支払ったり、送料無料なのに大量のプロテインを自力で持ち帰ろうとしたり。
筋肉への信念だけは最後まで一切ブレない姿に、気づけば店員と一緒に心の中でツッコミを入れていました。
テンポの良い会話と、店員の心のツッコミが生み出す軽快なリズム。
読み終える頃には、「この人、本当に憎めないな」と自然に笑顔になっているはずです。
筋肉愛が暴走する、愉快な日常コメディ。
愛はやはり何より強い!? と、微笑みたくなる作品です。