高齢化の街の風景、青春の記憶、切手文化の変化、両親の遺品への想い、そして一軒家の未来。どの句も生活者の視点から生まれた実感があり、ユーモアと哀愁が柔らかく同居しています。肩の力を抜いた語りの中に、人生の深みがそっと滲む五編です。