カクヨム、ホラー界から又また物凄い作家が
爆誕した…。
以前【人形の耳のある家】で物議を醸した
作者の、ルポライター三人組の次なる
オカルトネタは『お客様は死神さま』という
不可解なサイト。
接客業をしていれば高確率で遭遇する
カスハラ(カスタマ・ハラスメント)は茲許
どの業界でも大きな問題となっている。
その背景にあるのは 言わずもがな だが
現場で働く者は堪らない。
何故なら個人的な問題、或いはその企業の
最前の小さなトラブルと片付けられてしまい
がちだから。
もし、カスハラへの復讐代行を請け負う
サイトがあったら。
そして、確実に遂行されるとしたら。
しかもその謎の復讐代行サイトに
人知の及ばないモノ が見え隠れして
いたら。この絶妙な怖さに瞠目する。
公開処刑の如く、内容への憎悪の投票が
標的を決める。ネット社会に於けるヒトコワ
閉塞感に苛立つ人々、その暗い情熱が
一見、公に見える者たちへと向かう。
決してそれは許される事ではない。
何故ならば、人を呪わば穴二つ。
必ず、恐ろしい反作用がその身に降り
掛かる。ネット社会というのは諸刃の剣。
しかも、それを観ているのは
決して 人間だけ とは限らないのだから。