「ダダ」とは、20世紀初期に起こった国際的な反芸術運動のこと。彼らはアヴァンギャルドとして様々な反芸術的な芸術を推進したが、その中に「選択的偶然性」とでも呼ぶべき風潮が、特に詩の分野に現れていた。使う単語は、間違いなく作家が選んでいる。しかしどの順番で、どのような意味を持って現れてくるかは偶然に委ねている。今はマイナーと化した芸術運動は、まだ確かに現代に残っている、そんな期待を感じさせる非常に面白い作品。ぜひ御一読を。