第13話 意味がわからない殺人事件
「容疑者は、スーパーで働く店長である自称刺身によくついてくる醤油と、」
「確かについてくるけども。」
「AIロボットの研究者である、水平リーベ僕の船。と、」
「なんで、原子の覚え方を自分で名乗るんだよ。」
「無職である、ばぶばぶー。の3人だ。被害者は、自宅で窒息死した。何者なのかは不明だ。」
「赤ちゃんまで容疑者に入るのかよ。」
「ふむふむ。そう言う事件か。それで、若尾さんは、降参しにここへ?」
「ちがいます。警部に行けって言われたんです。」
「ふぅーん。じゃあ、1週間前ぐらいにしか会ってないから、電話するか。」
「え、ちょ、そ、それは…。」
若尾は、名探偵に大量のうまい棒を手渡した。
「え、まさか…。」
「え、どうしたんですか?なんか先週、事件を解決してくれたからって、誰かからか大きな段ボールをもらって、中に入ってたのがうまい棒777本が入ってたんですよ。」
「住所間違えやがって…。遅いと思ったら…。裕福な奴め…。許さない。」
「え、ま、まあ、推理してくださいよ。(なんかあったのか?)」
「はいはい、わかったよ。被害者は、窒息死。被害者が自宅で椅子に座って死亡していたのか。まあいい。現場に足を運ぼう。」
そして現場に足を運んだ。ふむふむ。スマホで写真を撮ろうとした時、うっかり、タブレットを遺体に落としてしまった。その時、全ての真相が判明した。技術力が高いことに感嘆した。私も思わず、「ふぇ」と言ってしまった。
そして、被害者の自宅は笑いに満ちた。警察官って、案外理系多いのかな。
と言うことは…。容疑者も判明した。でも、これは、殺人事件に該当するのか?該当しそうな気さえもしない。
なんせ…。自作したAI搭載のロボットを自分で器物破損しただけだからだ。自称水平リーベ僕の船が。とても人間にそっくりだった。では何故、それに気づけたのか。
ーーーそれは、タブレットを間違えて落としてしまったからだ。タブレットの下側面にある、ケースの蓋を閉めるために磁石がある。その磁石に、遺体(遺体といえるのか微妙だけど)にくっついた。遺体が鉄だったから、くっついた。
そして、事件は解決した。名探偵は、沈む赤い太陽を見送る。歩きながら。ところで、「ふぇ」と言うのがわからなかった方に、わかりやすく教えます。寒くなりすぎるかもしれないが。
さて、「ふぇ」とはどう言うことか。それは、原子番号26番で原子記号が「Fe」で、鉄である。その「Fe」をローマ字読みすると、「ふぇ」となる。つまり、親父ギャグというわけだ。
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