主人公・汰空は、自分の気持ちを言葉にするのが少し苦手な青年。高校時代からずっとそばにいる園、幼い頃から自分を見守ってくれた甘利、そして、ある冬の日に偶然出会った夕月。大切な人たちと過ごす何気ない日常の中で、汰空の心は少しずつ動き始めます。友情と恋愛のあわい。好きと愛しているのあわい。普通と普通ではないもののあわい。そして、人と人との距離のあわい。どちらか一つには簡単に分けられない、そんな心の揺れを丁寧に描いていく物語です。