目の前に、ドアがある。
ドアを開けると、そこは断崖絶壁と昏い海。
が階段を昇り切った所に突如あるドア。
まるで西洋絵画の様な状況に、目の前に
情景が広がるが、ドアに次ぐドア。
入れ子の様なドアは
次から次へと、脳内に様々な景色を
再生させる。
熱帯のジャングル、そして赤道直下の砂漠。
極寒の氷に閉ざされた極地。
それらが目の前にドアと共に展開して行く。
このドア、実は直角とは限らない。
まるで球体が転がる先に待ち構える穴の様に
現れては別の次元へ。
臨場感を想像して震える。
そんな体感型ホラー掌編!