第3話 白の魔女と願いの薔薇への応援コメント
最後まで楽しく読ませていただきました。
邪な感情からはじまる師弟関係が新鮮で、グッと物語に引き込まれました。
森へ迷い込むという出会い方がドラマチックで、弟子の方はただの人間だと思ってしまいましたが、振り返ってみると弟子の方に何か原因があったとしても不思議ではないと説得力を感じつつ、裏切られ方がとても心地よかったです!
その身をもって弟子を守る師匠の姿も素敵で、特にお気に入りのシーンでした。
そして、青、赤と来て、最後に白が強調されるのにも驚かされました。どうしてもより強い色に目がいきがちですが、白の薔薇で締められるラストがハマりすぎていて大好きです。白の薔薇の花言葉が二人の関係性にぴったりすぎました。
転移魔法がしっかりと成功した世界線も見てみたいというのは野暮かもしれませんが、どんな動機があったとしても二人の時間をそれぞれが大切にしていたことは伝わってきますし、無事に血だけを取り替えられた幸せな二人の姿も想像してしまいました。
素晴らしい作品をありがとうございました。
作者からの返信
魔女には魔女の事情がありましたが、弟子もまた事情を抱えていました。それをお互いに明かさないからこそ成り立っていた関係であり、それ故に生まれてしまった情がもどかしい二人です。もし腹を割って話をしていたら、何かが変わったかもしれません。
今作は色をテーマにしていたので、注目して頂けて嬉しいです。
弟子の魔法にもちょっとした仕掛けがあり、彼女は転移魔法特化タイプの才の持ち主でした。だから水を操っていた時も、水魔法ではなく転移魔法の応用だったりします。この転移魔法でどうにか魔女に恩返しを考えていた結果が、ラストに至りました。
似たもの同士の二人ですから、平和な世界があればきっと本当の良き師弟になれたかもしれませんね。
コメントありがとうございました!
第1話 赤の魔女と孤独な薔薇への応援コメント
師弟の絆企画から来ました。私も師弟もの書いていますので読みに来ました。
作者からの返信
ご訪問ありがとうございます。
佐倉様も師弟ものを書かれているのですね。時間が取れるようになったら是非伺わせてください。
第3話 白の魔女と願いの薔薇への応援コメント
とき様の新作を読みに伺いました。
赤と青、そして最後の白へ移り変わる色の流れが、とても印象に残りました。私はブランシュが麦わら帽子を宝物みたいに大事にしていた場面が忘れられません。もしあの帽子をそっと撫でながら、お師匠様の背中を見て幸せをかみしめる日もあったのかな…なんて想像してしまいました。
静かな優しさが最後まで心に残る素敵な物語を読ませていただき、ありがとうございました。お星様でこちらの作品を推しておきますね🌟
作者からの返信
コメントありがとうございます。
麦わら帽子は彼女が初めて誰かから貰ったものだったのかもしれません。特別な感情を込めたわけでもなく、日常の一コマとして与えられたもの。だからこそ師匠の素の優しさを感じたのでしょう。幸せな日常の象徴となる大切な宝物ですね。
秘めた思惑から始まった関係ですが、そこには絆があるはずだと思っております。
第3話 白の魔女と願いの薔薇への応援コメント
すごく考えさせられるお話でした…。
ハッピーエンドとは言い難いけど、魔女にも弟子にも救いはあったのかな…。
魔女はついに赤い血を手に入れたけど、この先一人でどう生きていくんだろう。
切ない読後感でした。
ありがとうございました!
作者からの返信
魔女は血こそ手に入れたけれど、その体を考えると石を投げられることに変わりはなかったりするんですよね。理由が変わっただけで。
その命を粗末にすることもできず、弟子からの好意を抱えて生きていくしかないのでしょう。
コメントありがとうございました!
第1話 赤の魔女と孤独な薔薇への応援コメント
はじめまして!
同じ企画に参加し、あらすじに惹かれて読みに来ました。
さり気ない描写が隅々まで美しく、うっとりします…!
弟子の愛らしさ、魔女の、うわべの優しさに隠れた不穏な狂気――全3話とのことですが、この物語がどこへ向かうのか気になります。
続きを楽しみにしています。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
描写力を上げたいと日々唸っているので、その部分に目を留めて頂けて嬉しいです。
こちらは全て執筆済みで、明日、明後日と投稿し完結予定となっております。最後までお楽しみ頂けたら幸いです。
第3話 白の魔女と願いの薔薇への応援コメント
これは切ないですね……。色彩の美しさが、読み終えると余計に胸に刺さります。
最初は、青い血を嫌い、赤い血を欲しがる魔女と、そんな思惑も知らずに師匠を慕う弟子の物語だと思っていました。
ところが、弟子は最初から知っていたんですね。
自分の血を欲しがっていることを知りながら、それでも魔女のそばにいた。なぜなら、自分を化け物としてではなく、普通の人間と同じように見てくれた人だったから。
ここで、二人の関係がまったく違って見えてきました。
そしてあれほど憎んでいた青い血を、魔女が自ら流して街の人々を脅すところ。
自分を迫害してきた原因そのものを、今度は弟子を守るために利用するんですね。
しかも、街の人々は青い血を持つ魔女を尊敬し、赤い血を流す弟子を化け物と呼んでいる。
結局、人々が恐れているのは血の色ではなく、自分たちが理解できないものなんですよね。
でも、今回いちばん心を動かされたのは、最後の名前の場面です。
魔女は「ブランシュ」という名前を嫌がっていたのではないかと後悔します。
けれど、弟子はその名前をもらえたことが嬉しかった。
考えてみれば、魔女は自分自身が青を嫌っているからこそ、弟子も白を嫌っているに違いないと考えてしまったのではないでしょうか。
ここでも、自分の価値観で相手を見てしまっているんですね。
でも、弟子は違った。
魔女にとって忌まわしい色も、弟子にとっては必ずしもそうではない。そして、自分が授けた名前を、弟子はずっと宝物にしていた。
使い古した麦わら帽子もそうでした。魔女にとっては何でもないものが、弟子にとってはかけがえのない贈り物だった。
あの帽子が風に飛ばされたことで悲劇が始まり、最後には名前という、決して奪われない贈り物が残る。
そう考えると、二つの場面が不思議に重なります。
そして最後の薔薇。
あれほど欲しかった赤い血を手に入れたのに、庭に残るのは一面の白い薔薇。そして、その中にたった一輪の赤い薔薇。
最初は赤い薔薇に囲まれて孤独だった魔女が、最後には白い薔薇に囲まれ、赤い薔薇を孤独なものとして眺めている。
色の配置が反転することで、魔女の心に起きた変化まで見えてくるようでした。
でも、ここで単純に「本当の愛を知って幸せになった」とは言えないんですよね。
欲しかったものを手に入れることと、幸せになることは、まったく別なのだから。
そして、あの子は師匠を救うために、自分自身の未来を差し出してしまった。
それを美しい献身とだけ呼んでいいのか、少し考え込んでしまいました。
ときさんの作品は、静かな優しさの中に、時々こういう割り切れないものがあります。
美しく、残酷で、読み終えてもなかなか心から離れない物語でした。
ありがとうございました!