実体を持ったAI・ネネさんと、まず向かったのは焼肉食べ放題。
初めて味や匂いを体験して喜んだり、「紙の本」に憧れたりする姿が微笑ましく、最初は楽しいラブコメのように読んでいました。
ところが、そこから物語は思わぬ方向へ急加速!
国家機密まで絡んだ怒涛の展開なのに、いたるところに笑いのツボが仕込まれていて、最後まで楽しく読めます。
そして賑やかな物語の中で印象に残るのが、**「君は、どうしたい?」**という問い。
笑って、驚いて、その先でAIの意志や自由についても少し考えさせられる。勢いよく駆け抜けるSFコメディです。