深い悲しみを瞳に宿し、世界から心を閉ざした少年シェン。
そんな彼を一目見た瞬間、理由も分からないまま涙を流した王女シャガール。
二人を結ぶ不思議な記憶と、過去に交わされた約束が、少しずつ明らかになっていきます。
幻想的で美しい情景の中に漂う、切なさと不穏さ。
閉ざされた離宮やガラスの扉など、繰り返し描かれるモチーフも印象的です。
とりわけ「ただいま……、シェン」へとつながる場面には、胸を強く揺さぶられました。
光のようにまっすぐな少女と、彼女を遠ざけようとする孤独な少年。
二人の運命がどこへ向かうのか、ぜひ見届けてほしい物語です。
企画から来ましたが、すごくステキな物語に出会えました♪