何も起こらなかった花火の夜が、どうして忘れられない思い出になったのか。長い友情から始まった二人の自然な距離感が心地よく、花火大会へ向かうまでの何気ないやり取りにも惹き込まれます。胸に秘めた小さな期待が、この先どんな物語へつながっていくのか続きを読みたくなる作品です。