未来のAIを手にした長谷川が、他人の才能を自分のもののように抱きしめて「俺は天才だ」と酔っていく姿が、腹立たしいのに目を離せません。賞を取り、本が売れ、金も名声も手に入るほど、「こいつ、どこまで行くんだ」と嫌な期待が膨らみます。編集者から「完璧すぎる」と言われた瞬間は、ひやっとしました。欲しかったものを手に入れていくのに、こちらは少しも祝福する気になれない。この先、長谷川が何を失うのかが怖いです。