このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(964文字)
座る場所を目視して、腰を下ろしてゆき、着座寸前で座布団を差し込まれた様な奇妙さがあります。「あ、想定と座り心地が違う」という驚きだけでなく、しっかりとした座り心地の良さもあります。でも、それで切なさが掻き消される事もありません。切なさを保ったまま、奇妙で心に残る素敵な話に仕上がってます。流石です。