綺麗だけど、それだけではない歌と感じました。
昔、不登校だった自分に寄り添ってくれる友人…と言っていいのか、そんな存在がいましたが、まるで「ハリネズミのジレンマ」のように私とその子は傷つけあっていました。
あなたに背負わせたくなくて、わざと傷つける言葉を言って、突き放す。
あなたに本当は、傷ついて欲しくないから、ボロボロになるまで叩きのめす。
それでも、何故、私を信じてくれるの?
もう、いい加減にしてよ!
「ハリネズミのジレンマ」は、トゲトゲの体を持つハリネズミが、寒い時は近づいて、お互いの体を棘で傷つけあいます。
温かい時(幸せな時)は、離れて距離を保つけど、やっぱりあなたの側に戻ってしまう。
自分が嫌いだ。あなたをこんなに傷つけながら、どうしてあなたは私の気持ちを引き出してくれるの。
ありがとう。でも、そんなにボロボロになってまで、私に近づかないで。
私は、あなたと一緒にいると、あなたを苦しめるから、自分が嫌い。
この作家様は、ずっとこの歌のような瑞々しい感覚を持ちながら、優しさとは何かを問い続けているのでは?と思います。
あなたは、この作家様です。
たまには、自分一人のために休んで欲しいと思います。
しかし、きっと探求心の強いこの作家様は、観ることを、真理を追究することを止めないのだと思います。
こんなに素晴らしい作品ができることは、作家様の寄り添ってくれる心に諸刃の剣だと思います。
それでも表現することは、呼吸することなのでしょう。