完コピが才能に見える。本人だけが事情を知っている。
アニメを見ていた男子学生が、目を覚ますと10歳の美少女・白妙怜としてTS転生している。状況もわからないまま映画の主演オーディションへ押し込まれ、渡された台本が前世で100回以上巻き戻した伝説の名シーン。緊張が興奮に変わり、オタク知識と声が噛み合って「完璧な演技」になる。周囲の大人は大感動。本人の感想は「いや、ただの真似なんだけど」。
誤解系の気持ちよさと芸能界もののテンポが両立しています。1話が短くスラスラ読める、展開が早く引き込まれる、という既存レビューの印象どおり。入口は軽いのに続きを追う長さはもうあります。
中身は男オタク、外見は天才子役、という温度差が好きな人向き。ライバルとのやり取りも売りです。推しを真似しただけなのに業界が本気になる、そのズレを楽しむ作品です。