義母に疎まれ塔に幽閉され育った公爵令嬢リーズ。
しかし義母が「沼のよう」と蔑む翠色の髪を持つ娘を捜していたと、
王太子ブリュノは彼女を『番』として連れだします。
「翠色の髪の娘なら誰でもよかったのでは?」
という気持ちは飲み込み、ブリュノの『番』となることを決めるリーズだが……
この世界で王族の妃は『番』と呼ばれる、平和の象徴。
どうやらこの国にだけ起こる『竜災』と関係しているようです。
そして、ひたすら古書だけを拠り所に生きてきたリーズが、
物語の世界ではなく初めて自分で体験する、恋。
ブリュノの力になりたいと思いつつ、自分は偽物ではないかと悩み、
好きな人のために身を引こうとする……なんて健気で切ない!
『番』に込められた意味とは?
リーズは本物の『番』なのか?
謎解きも、切ないすれ違いの恋愛も詰め込まれた
新しい『番』の物語を味わってみませんか?