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  • ヒダル神への応援コメント

    二ノ前はじめさま

    こんにちは。
    神目線で見れば、弱いものが強いものに食らわれて滅びるだけの出来事ですが、そこに神とは相容れず、そのくせ影響だけは受けてしまう人間が介在すると、出来事に複雑な色味が生まれてくるように思います。腹に手を突っ込んで虫を取り出す場面にぞくぞくしました。

    作者からの返信

    佐藤宇佳子様、こんにちは。ご感想に感謝いたします。

    実際作中で行なわれているのは、寄生虫に振り回される宿主や、弱肉強食といった自然の中にある普遍的な出来事です。
    当然の事象に怪奇を見出すのは、やはり人間だけなのでしょう。宿主となった人物は渦中にいながら埒外の存在には見向きもされていないという、奇妙な立ち位置でした。
    腹の中の虫を取り出す場面は、器となった人間が無傷でも衝撃的な光景だと思います。想像し、楽しんでくださったなら嬉しいです。

  • ヒダル神への応援コメント

    引き込まれる様な雰囲気と展開が素晴らしかったです。

    作者からの返信

    しき様、ご感想ありがとうございます。

    流れに任せて執筆した作品で、それが却って良い方向に働いたかもしれません。お読みくださり、まことに感謝いたします。

  • ヒダル神への応援コメント

    何と言うのでしょう。
    原生動物の根本を見た気がします。
    相変わらず、お見事としか言い様のない
    お作品。
    素晴らしい!
    そして、おもしろかったです🤗⭐✨

    作者からの返信

    宮本 賢治様、神という存在を考えさせられるレビューコメントに感謝申し上げます。返信が遅れましたことをお詫びします。

    どこかで生き物の本質は腸にあると見聞きした覚えがあります。原始的な生き物になるほど腸を思わせる形になっていきますね。作中に出てくる存在も、古くから在る原生生物なのでしょう。
    評価してくださり大変恐縮です。

  • ヒダル神への応援コメント

    いつもながらの素晴らしい作品に圧倒されてしまいました。今回は特に凄まじい飢餓感の表現力、主人公の腹から虫を取り出し、食べ始めた翁の迫力…この作品を自分ながらに消化するのに、数日を要しました。人とは何か、神とは何か?そんな事を考えさせられる作品でした。

    作者からの返信

    高井希様、謎を問いかけるレビューコメントに感謝申し上げます。返信が遅れて申し訳ございません。

    そう言っていただけると大変嬉しいです。主人公は渦中にいながら、傍観者に近い立場でした。腹の中の虫に振り回されて、飢餓のままに山野を駆けずり回り、謎めいた老人の手によって結果的に命を拾いました。
    自分の定義では、神とは事象そのものです。人の手では触れられず、変えることができない。目に見える形で繰り広げられた出来事をただ見守るばかりでした。

    編集済
  • ヒダル神への応援コメント

    ヒダル神という存在(言葉)を初めて知り、一つ賢くなりました。
    毎回思いますが、文章が醸す雰囲気が独特で、今回も不気味な雰囲気がとても印象に残りました。

    作者からの返信

    藤蔦様、コメントをありがとうございます。

    今作はより昔の言葉遣いに寄せてみました。農民というより武士に近いかもしれませんが……。
    ヒダル神は低血糖などの現代の知識で説明できるそうです。ただ、昔の人からしたら訳も分からず身動きができなくなるのは恐怖以外の何物でもなかったでしょうね。

  • ヒダル神への応援コメント

    言葉遣いが既に不気味な雰囲気を漂わせており、それを持って細部まで描写するからこそ、この得体の知れない怖さを生み出せているのでしょう。

    展開も誰かが救われるとか倒されるとかの王道の展開ではなく、現実の世知辛さや虚しさのようなものを描写しており、むしろこちらの方が合うのかもしれません。オンリーワン的なセンスを感じました、ありがとうございました!!

    作者からの返信

    ここグラ様、ご感想をくださり感謝いたします。

    自分の描写を評価してくださり恐縮です。
    主人公は腹に得体の知れない存在を宿しながら、終始蚊帳の外にいました。それこそ食い物を盛り付けるだけの器としか見られていなかったのでしょう。
    こちらこそお目を通してくださり、まことにありがとうございます。

  • ヒダル神への応援コメント

     こんにちは。お邪魔しております。
     「餓鬼虫」「餓鬼魂」、とでも言えばよいのでしょうか。いつから憑りつかれていたのでしょうか……。老人は偶々通りすがっただけなのか、以前から目をつけていたのか、色々と想像が膨らみます。
     ……そういえば、ハリガネムシに寄生されていた螳螂は、ハリガネムシが出ていくとそのまま寿命が……みたいな話を聞いたことがあるのですが……。

    作者からの返信

    遠部右喬様、こんにちは。ご感想ありがとうございます。

    取り憑かれた時期は不明瞭です。ただ極度の空腹を感じた時から腹に宿っていたのだと思います。
    偶然か必然か、何にせよたくさんの栄養を蓄えた餓鬼虫は極上の獲物に見えたことでしょう。宿主はただの器に過ぎませんでした。
    もしこの生き物が腸に成り代わっていたのだとしたら、長くはないかもしれませんね。

  • ヒダル神への応援コメント

    拝読しました。

    腹の中から引きずり出された「腹の虫」も不気味でしたが、それを喰らって助けてくれた老人もまた得体が知れず、素直に喜べない奇妙な後味が秀逸でした。

    老人がヒダル神であるなら、ではあの腹に巣食っていた寄生虫のようなものはいったい何だったのでしょう。神に救われた話なのに、読後も胸のざわざわが治まりません。

    作者からの返信

    仁木 一青様、コメントに感謝申し上げます。

    人はただの入れ物に過ぎず、腹の虫や老人にとっては取るに足らない存在でした。救われたというより、たまたま助かったと言うべきでしょう。
    個人的に、人が死ななくとも成立するホラーに不思議な憧れを抱いています。少しなりともその理想が表現できていたなら幸いです。

  • ヒダル神への応援コメント

    コメント失礼いたします。
    美しい日本語で積み上げられる、静謐、不気味な世界観に圧倒されました。
    思いはレビュー・コメントで失礼いたします。
    夏の夜、読ませていただき、ありがとうございました。

    作者からの返信

    ナカメグミ様、人の逃れられない定めを語ってくださったレビューコメントに感謝いたします。返信が遅れて大変申し訳ありません。

    評価してくださり恐縮です。始まりと終わりが思い浮かべば、そのあいだを結ぶ文章を書く執筆となります。今回は詰まらずに書くことができました。
    こちらこそお目を通してくださり、感謝いたします。蒸し暑い日が続きますので、熱中症にはお気をつけください。

  • ヒダル神への応援コメント

    人知の及ばない存在にただ翻弄される人間。結果的には助かったとしても、自分では何一つ抗えない無力感が恐ろしいですね。

    作者からの返信

    根古野 惹句様、ご感想ありがとうございます。返信が遅れましたことをお詫びします。

    あの老人が峠を訪れたのは偶然か必然か、ともあれ主人公はまさに翻弄されてしまいました。命を拾えたことがせめてもの救いでしょうか。

  • ヒダル神への応援コメント

    こんばんは
    助かりました…
    しかし、このおどろおどろしい感じが、たまらなく良いですね……!

    作者からの返信

    岩名理子様、コメントをお寄せくださり感謝いたします。返信が遅れてしまってごめんなさい。

    今作では人間が一方的に振り回されて、結果的に助かりました。理解の及ばない存在たちのあいだで翻弄された形となります。
    楽しんでくださったなら嬉しく思います。

  • ヒダル神への応援コメント

    ヒダル神を食べてくれた謎の存在ですが、もしやヒダル神がよい感じに肥えた頃を見計らって現れる捕食者なのではと感じました。
    食べてもらって助かった主人公は礼も言わずに逃げ出しましたが、あの捕食シーンを目の当たりにしたらそりゃ恐ろしくなるのも無理ないですね。
    (……もしやヒダル神の「幼虫」をわざと人の腹に植え付けて回ってるのでは……と想像もしてしまいました)

    作者からの返信

    猫小路葵様、ご感想をありがとうございます。

    腹の中にいたものと老人は被捕食者と捕食者の関係にあったかと思います。
    主人公に救われたという感覚はなく、ただ目の前の食物連鎖に狼狽するばかりでした。あるいは本当に老人があれをばら撒いているのかもしれませんね。
    お読みくださり、まことに感謝申し上げます。


  • 編集済

    ヒダル神への応援コメント

    二ノ前はじめ 様

    へだるか・・・
    九州地方では、ひもじいとか、お腹が空いた、を表す方言だったと思います。
    木陰での老人との出会いは静かでありながらも、その静かさがなお不気味さを際立たせ、リアルで五感をくすぐるような描写が、まるでそこに居て見ているかのような感覚になりました。不気味で気味の悪い余韻が残る一篇でした。面白かったです。

    【追記】
    はい、二ノ前様のおっしゃる通り、ヒダル神の名前の由来ですね。
    「へだるか・・・」もしくは「ひだるか・・・」と言うようです。
    だから、「なるほど!」と思った次第です。
    ご返信頂きまして有難うございました。 天音空(7/13)

    作者からの返信

    天音空様、ご感想ありがとうございます。

    ヒダル神の名前の由来でしょうか、「へだる」の方言は知りませんでした。
    この神といえば峠道、という印象が先にあって描写しました。空気感が上手く伝わっていれば嬉しいです。
    お目を通してくださり、まことに感謝いたします。

  • ヒダル神への応援コメント

     餓鬼道に落ちたかのような境遇で、それを救ってくれる存在が現れたかと思えば、「捕食者」だったという。

     善悪とか救済とかなどの「道理」は関係なく、「人間に寄生する存在」と「それを捕食する食物連鎖の上位者」がいたという感じなんですね。
     そんな人智を越えた生態系に巻き込まれて翻弄される感じ、ゾワっと来ます。

    作者からの返信

    黒澤 主計様、コメントをお寄せくださり感謝いたします。

    仰る通り、あくまで人間は宿主であり、一方的に搾取されるだけの存在でした。食べた栄養はほとんどがこの寄生者に奪われていました。
    その窮地から救った側も、ただ単に獲物を捕ったという感覚で、人間を助ける意図はありませんでした。中心でありながら蚊帳の外ですね。

  • ヒダル神への応援コメント

    助かったっぽいけど、老人もヒダル神?
    凄く不気味でした。(=^・^=)💦

    作者からの返信

    猫屋敷むぎ様、ご感想をくださってありがとうございます。

    どちらがヒダル神かは曖昧ですが、目に見えず空腹感をもたらす存在を考えたとき、飢えに苦しむ主人公とこの老人の場面が浮かびました。
    楽しんでいただけたなら幸いです。

  • ヒダル神への応援コメント

     た、助かったか? だけど戻る村もなく、どうして生きていくのやら。。
     ニノ前さん。相変わらず気味の悪いお話しがお上手ですね。餓鬼に取り憑かれたのは、分かったのですが、老人が何者かが気になります。助けてくれたという感じでもないし、謎だな。。
     と、いろいろ考えさせられる良作でした。
     お星様入れておきますー。

    作者からの返信

    小田島匠様、ご感想とお星様に感謝申し上げます。

    窮地を生き延びただけで、その先も暮らしていけるかは主人公の運次第だと思われます。村という共同体から離れては生きていくのが難しい時代ですから。
    少なくとも、この老人は善意で助けたわけではありません。傷つけずに腹の中をまさぐったのは、単に肉を突き破るのが面倒だった、という感覚でしかないでしょう。そういう存在です。