最後まで、都合のいい救いなんてない。過去は消えない。社会は簡単には許してくれない。心を入れ替えたからといって、人生が突然好転するわけでもない。しかし、もう二度と冷たい布団に包まって、惨めに泣きながらうずくまる日々には戻らない。12話まで、私はこの主人公を好きになれなかった。それなのに最後には、「どうか負けないでくれ」と願っていた。ハッピーエンドではない。でも、不思議と読後感は悪くない。読み終えた自分が、読む前よりほんの少しだけ強くなれたような気がする。そんな物語でした。
…そう思った瞬間にあなたもこの物語の虜(とりこ)です。主人公がどんな人生を送ったか、見届けて下さい!
学校での振る舞いからすでに、「悪」の片鱗が見え始めている。物事を斜に構え、物事全てビジネスとみる感性が末恐ろしいです。このレビューを書いてるのが8話ですがこれからどのような事件が起こるか楽しみです、この作品をぜひ見守っていきたいと思います。
主人公の心理変遷を丹念に描き出す構成力が光る作品です。少年期の些細な出来事から始まり、その一つ一つの選択が積み重なっていく過程を、テンポの良い会話文と緻密な情景描写で説得力たっぷりに紡いでいます。特に、大人の心理を分析する主人公の思考プロセスを克明に言語化する筆致は圧巻で、読者を否応なく物語へと引き込みます。人間心理の機微を鋭く捉えた台詞回しには唸らされるものがあり、エンタメ性と心理描写の深さを両立させた力作です。
めっちゃ面白いです、王道に。まず、日常的な詐欺、というか、代行なので感情移入がめっちゃしやすくて。そこはいいと思います。あとは、怒る時大人が求めている物は?のところは納得したし、めっちゃ好きです。ただ、日常的すぎてそこまでワクワクはしないんですよね…それと、下準備とかのシークエンスを入れると、より面白くなりそうだな、と感じています!ただ、それでもめちゃくちゃいい小説なので、⭐︎3です