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有名ボカロPになれなかった私は、部屋の片隅で元信者の少女を思い出す。

有名ボカロPになれなかった私は、部屋の片隅で元信者の少女を思い出す。

U.M.M

おすすめレビュー

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★★★
★9
3人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 紬木 みちゅ (つむぎ みちゅ)
    101件の
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    ★★★ Excellent!!!

    たった一人に見つけてもらえたこと。それも、夢だったのかもしれない。

    有名ボカロPになれなかった「私」が、かつて自分を神様と呼んでくれた少女・SUDACHIさんへ綴る、謝罪と感謝の物語。

    夢を追い、数字に一喜一憂し、たった一度の成功に未来を期待する。けれど、どれだけ努力しても次の作品は届かない。

    創作をする人なら、胸が苦しくなる場面がきっとあると思います。

    特に心に残ったのは、人生の運を半分使い込んでしまったと語ったあと、残りの半分を「SUDACHIさんに見つけてもらえたこと」とする言葉でした。

    何万人に届かなくても、たった一人が毎日作品を待ち、好きだと伝えてくれる。

    その一人の存在が、作り手にとってどれほど大きな光になるのか。

    静かな文章の中に、夢に破れた痛みと、今も消えない感謝が込められていて、読後も心に残りました。

    この深海の先に何があるのか、最後まで読み続けたい作品です。

    • 2026年7月11日 14:46