青春の痛みがまっすぐ伝わってくるような、直球ストレートの作品だと思います。
身勝手な理由で恋人を手放した主人公の心の変化を、積乱雲や雷、雨といった夏の情景に重ねて描いた素敵な作品。
恋愛を美しく飾るのではなく、自分の弱さや後悔を真正面から見つめる姿勢に作者様の誠実さを感じました。
冒頭の「愛」という言葉の重さを問いかける一節が、ラストの決意へとつながります。
未熟だからこそ傷つき、傷ついたからこそ「愛」の意味を知る、なのかもしれません。これは年齢を重ねた大人も、青春真っ只中の若者も、実は一緒だと私は思うのですが。何歳になっても恋愛は上手になれません。
若いっていいなぁと思わされました。
高校生の作品です。
未来が楽しみです。
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