一篇の詩を読むような感覚でした。
喪失を「枯れた花」だけで終わらせず、「曇天」「旅」「蚓」へと比喩をレイヤーのように連ねながら掘り下げていくような(うまく言葉にできなくてごめんなさい。)その時の心情を表すためにこの選択をなさったのでしょう。きっと。すごいなぁ。その時の気持ちを簡単に書いてしまったほうが絶対楽なのに、あえてすごく難しいことをしているなぁと感じました。
とりわけ最後に蚓を命を循環させる存在としているあたりには静かに、でも確実に希望が宿っていてちょっとだけ安心しました。(読んでて少し不安になっちゃったので。)
読む人を選ぶ難解さはあります。
でも、その分だけ言葉の密度が高く、何度も読み返したくなる作品だと思うんです。
刺さる人には、ものすごく刺さると思います。
それこそ返しがついた釣り針レベルで刺さると思う。
高校生でここまで内面を言葉にできる感性に驚かされました。今の流行では無いけれど、万人受けするわけでは無いけれどこれはこれですごくアリ、だと思います。
高校生すごいなぁ。
【レビューコンテスト応募】