大事件が起きるわけじゃない。
けれどこれは当事者にとっては、きっと大事件です。
青春の勢いと静かな感動が心地よく重なります。
会話を中心にテンポよく物語が進み、何気ないやり取りから先輩後輩の信頼関係も自然と伝わってきます。
それ以上の気持ちもちょっとあるかも。
でもそれは圧倒的な力量の青い色にかき消されてしまいそうです。
夜の海へたどり着いた場面の情景描写は美しく、初めて海を見る感動がすごくすごく伝わりました。
海なし県にお住まいなのかな。
それぐらい感動的に伝わってきました。
高校生らしい瑞々しい感性が光る一作です。
とっても素敵でした。
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