『【拝啓、鬼神様。姫をやめて復讐しに参ります。】』は、戦国時代を舞台に、復讐と恋を描いた和風ロマンスです。
冒頭から、まるで戦国映画を見ているような臨場感。夢から始まった光景がやがて現実となっていく展開に、一気に物語へ引き込まれました。
父を殺され、復讐を誓う姫――という重い運命を背負いながらも、会話やふとした仕草には恋愛小説らしい繊細なときめきがあります。
ヒロインが心惹かれていく相手も、読んでいるうちに私の中ではすっかりイケメンになっていました。
けれど、この恋の先に待っているのは「愛か、復讐か」という残酷な選択。
戦国時代の緊張感と美しいロマンスが交差する物語。復讐心と恋心がこれからどう絡み合っていくのか、続きが楽しみな作品です。