病で死を待つ少女ジュリエットは、絶望の夜に悪魔カイムを呼び寄せる。愛は救いであり破滅であり、やがて究極の願いへ至る。閉ざされた部屋で咲いた恋が、永遠の地獄で続く絆へと昇華する。
不治の病で死を待つ少女と、たとえ世界を滅ぼしてでも少女一人のために尽くそうとする悪魔の物語です。設定からして単純なハッピーエンドにはならない予感が最初から漂いますが、だからこそこの純愛が美しく、最後のカタルシスに向かう場面はゾクリとします。