独自の語り口と少し変則的な展開の連続に、気づけば静かに読み進めてしまうような引力がありました。緻密なロジックで事態が組み立てられているからこそ、ふとした瞬間に生じる感情的な揺らぎがよりリアルに刺さります。過剰に飾らず、独特のレトリックと生きた言葉の積み重ねで描かれるやり取りに、確かな説得力を感じました。綺麗事だけで終わらない泥臭い人間味が根底にあり、少し苦味のある落ち着いた読後感が残る作品だと思います。
懐かしいゲーム要素を活かした独創的な設定と、守城と古賀が力を合わせて強敵を倒す王道の熱さが魅力的な作品でした。
作者様の好きなもの、得意なものが詰まったような意欲溢れる作品ですレトロ好きは必見!