ご馳走様でした……!
くう、なんだこの可愛い生き物たちは……!
が、本作を読んだ直後の感想になります。
本作は、再会した幼馴染の少女たちによる百合もの。
主人公は中学生の時、カミングアウトにより周囲から避けられたという過去を持つ少女の亜沙香さん。お相手は小学生の時、家の都合で別れたきりの幼馴染の優乃さんです。
優乃さんはもともと引っ込み思案だったのですが、タイトルのとおり再会するとぐいぐい来る明るい女の子になっていまして。それがまあ、可愛い。とにかく、可愛い。天然さんで、「あさちゃん、あさちゃん」と亜沙香さんの後ろをついて回るのです。
読者としては、めいっぱい甘えてくる優乃さんに気があるのか無いのか、その天然は素なのか小悪魔なのかと気になり続けるわけですが……その答えはぜひ、直接ご確認ください。あのですね、本当に良いんですよ、この作品。
中学生の時の悪夢もあって、一人行動をしたがる亜沙香さんもの反応も良い。
暗過去があるから暗いのかと思いきや、コミカル。過去を引きずりながらも頭の中は漫才のツッコミ役です。小さい時の思い出に関しては、読者がツッコミ役になります。「何やってんだ、あさちゃんw」。
この亜沙香さん視点で物語が描かれるため、作中一貫して、雰囲気は明るく爽やかでとても読みやすい。性描写もないので、百合慣れしていない方でも楽しめると思います。
微笑ましくもあり、じれったくもあり、とにかくこのふたり可愛いに尽きる。
お勧めです。
未読の方はぜひ、コミカルなガールズラブコメを堪能してください。控えめに言って、神です。