前作の現代を舞台にしたお話とは打って変わりまして、こちらは精霊四氏族に直接連なる四国が割拠する時代のお話です。とある事情から王都を離れ「静養」するサフィーア。そのサフィーアにかねてより思いを寄せ彼女のもとを訪れたカーリム。さて、ふたりの再会はどのように転がるのか。はたして雨上がりの離宮に虹はかかるのでしょうか。こちらは別サイトに掲載の本編からのスピンオフとのことですが、当作だけでも楽しめるようになっておりますのでどうかご安心を。おすすめ致します。ぜひ。
雨宿りから一転、応接の間でのカーリムのペースに、読んでいるこちらまで振り回された。「ここにいたんだ」なんてズレた第一声から始まって、気づけば求婚。展開の速さに驚きながらも、真っ直ぐな覚悟の言葉に、思わず頷いた。
スピンオフ作品とのことですが、この物語でも十分に成立しています。雨宿りから始まり、圧倒的な包容力に包まれる主人公。キュンとする瞬間を体験してみてください。