このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(450文字)
某有名RPGを思わせる世界観に、異世界転生を組み合わせた設定が斬新で面白かったです。カニのモンスターは、数年前にリメイクされたゲームの序盤に登場するボスを思い出しました。特に印象的なのは戦闘描写です。動きがイメージしやすく、まるでゲームの戦闘を目の前で見ているような迫力があります。F⚪︎系RPGが好きな方なら、思わずニヤリとする要素もあり、楽しく読める作品です。
タイトル通り、某ゲームを物語にしたら?おそらくこんな感じになるのではないか?そんな思いと共に読み進めると......!?圧倒的な表現描写で紡がれる迫力ある戦闘シーンに、一気に心を奪われます!まるで、ベテランゲーマーが、異世界に新人として現れる衝撃と、2人で一匹の獅子の如くのコンビネーションに読者さまの心は湧き立つでしょう!さあ、一緒にこの物語を堪能する旅に出かけるのです!!!😎🤞
よくある異世界転生は、多くの場合前世であったり事故に遭って気を失っている最中であったり、そもそもほぼ説明がなかったりすることも多いですが、こちらの設定はのっけから面白かったです。事故に遭って気を失う、までは通常通りでありながら、現実社会にすぐに戻ってきている。更に、何故か風呂場にポータルが開いている。ゲームに於けるアイテムの持ち方など、 よくよく考えれば「何でだよ!」とツッコみたくなる部分が「そのまま」反映されている。設定の間隙というか、妙というか。面白いです!
本作は、「最強の力を持ちながら、あくまで謙虚に平穏を愛する」という陽一のキャラクター性が終始一貫しており、どんな強敵や国家レベルの危機も「効率的なイベント消化」として処理していく爽快感があった。二つの世界を股にかける最強のゲーマーは、これからも変わらず、誰にも気づかれないところで平穏を守り続けていくのかも知れない。