親友としてではない想いに気づいても、告げられない純一。向けられた想いに気づき、応えるべきか苦悩する健。向ける側と受ける側、特に受ける側の葛藤が繊細に書かれていて、読んでいて一緒に苦しくなりました。その後の二人の関係も、誤解や亀裂が入りそうな状況を、一度限りの関わりの人が手を差し伸べ言葉を投げ、救ってくれる。この辺の展開が小気味よかったです。描写もキス程度で、ドロドロした愛憎劇でもなく、気持ち良く読めました。レビューコンテスト応募