「筋肉で世界を救う」
タイトル通りです。
本当に筋肉で救います。
理屈?
科学?
未知の技術?
そんなものを前にしても、剛田筋力は揺るがない。
「鍛えれば超えられる」
その一点を、これでもかというほど真っ直ぐに突き進んでいきます。
最初はもう、笑いました🤣
週21回ジムに通い、プロテインを愛し、常識では到底説明できないような事態まで「筋肉」で突破していく。
敵が対策すれば、その上を行く。
さらに強い敵が現れれば、それすら新たなトレーニングにしてしまう。
読み進めるほど戦いの規模はどんどん大きくなり、「いや、それまで筋肉でどうにかするの!?」と何度ツッコんだことか(笑)。
そして、その規格外の筋肉を支えるのが、天才科学分析官・白石理乃。
筋力を分析し、支え、ときには読者の代わりに全力でツッコむ彼女との掛け合いも、とにかく楽しい!
けれど――
読み終えたとき、一番心に残ったのは「筋肉」そのものではありませんでした。
剛田筋力は、とにかく強い。
とにかく規格外。
そして、どこまでも真っ直ぐです。
どれほど無茶な状況でも前を向き、壁が立ちはだかれば真正面から挑み続ける。
その姿を追っているうちに、気づけば私は、この脳筋がとても好きになっていました。
突き抜けるほど豪快。
笑ってしまうほど規格外。
なのに、妙に熱くて、格好いい。
「脳筋」という言葉だけでは収まりきらない魅力を持った主人公です😊
さて。
この男はいったい、どこまで筋肉で突き進むのか。
ぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。
読み終えた頃にはきっと――
「もしかして本当に、筋肉は世界を救うのでは?」
そう思うだけではなく――
いつの間にか、
「どうか、その筋肉で世界を救ってくれ」と願っている自分がいるかもしれませんよ。