実際は、ドタバタしているはずの物語なのに、妙な静けさが漂う雰囲気。主人公の冷静な視点なので、状況がわかりやすく、スッと入ってくる文章でした。
孤独な先輩の秘密を知ってドキドキしていたら、まさか自分も同類だったとは!「なんだ、お前もかよ」というあの瞬間の、一気に心の距離がゼロになる空気感が最高に心地いいです。お互いの正体を知ったことで、これからは「隠し事」じゃなく「二人だけの共有すべき秘密」がどんどん増えていくんだろうな、とニヤニヤが止まりません。シリアスになりすぎず、どこか軽快で愛おしい、「異種族(?)青春ラブストーリー」です!【レビューコンテスト応募】