ただ、幼い頃から小馬鹿にしてくる幼馴染に、少し嫌気がさした。
主人公は、幼馴染と距離を取るために好きな人ができたと嘘をつく。
幼馴染の友達も、そこに便乗し始め、いつの間にか絶妙な「偽の関係」が出来上がっていたのだが……。
過去を悔いて振り返り、新たな一歩を踏み出す勇気も、彼女は見つけられた。
出来損ないと揶揄される主人公を、決して見離さず、手取り足取りを支えてくれた親友たち。
そして、彼らの「偽」の中にも、静かに小さな「本当」が芽生え始める。
これは、繊細に揺れ動く激動の青春の中で、主人公が新たな一歩を踏み出し、幸せを見つけるお話。
読後の満足感は最高でした。ぜひ多くの方に読んでもらいたい。