このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(260文字)
勝負には負けたくないのに、暗闇で困るチャイムを結局ベッドへ招き入れるフリーテの不器用さが可愛らしかったですね😂「どこまでもついていく」が口づけへ繋がる甘さのあと、二人の生涯が十七年と明かされることで一気に切なさが差しました。二人をまだ「たまご」と結ぶ締め方が特に印象に残りました。
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まだ何者にもなりきっていない少女たちのやわらかさと瑞々しさ。負けず嫌いで少し背伸びをする子。ふんわりしているようで大事なところをまっすぐ見ている子。二人の距離感が愛らしく、会話のひとつひとつに幼さと憧れと信頼がにじんでいます。可愛くて、ふんわりこそばゆい、澄んだ余韻が残るきれいな短編です。