応援コメント

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  • 聞いた職人にしか分からない音……
    それはミカちゃんには分からないわけで。
    胸中を推しはかろうにも、もどかしいやり取りですね!

    作者からの返信

    いち佳様へ
    コメントありがとうございます!まさにそこが今回書きたかったところです。村上にとっての「音」は五十年分の経験と記憶が詰まったものですが、ミカにはその重みを完全には共有できない。でも共有できないからこそ、彼女は祖父の話を聞き出そうとする。わかり合えない部分があるからこそ生まれる会話、というつもりで書きました。

  • 第十二話 土曜日の午後への応援コメント

    もう少しで動きだしそうだったのに……

    正装しても「きれいなジャージ」w
    なんかいいですね!

    作者からの返信

    いち佳様へ
    コメントありがとうございます!「きれいなジャージ」、拾っていただけて嬉しいです(笑)。加納なりの精一杯のおしゃれ、というつもりで書きました。「もう少しで動きだしそう」なところで終わってしまい、すみません…!

  • 第十一話 火を入れる前にへの応援コメント

    タイヤの空気圧っていうディテールが効いてますね!

    作者からの返信

    いち佳さん、コメントありがとうございます!タイヤの空気圧、拾っていただけて嬉しいです。ああいう細部にこそ、あの人たちの職人としての矜持を込めたつもりなので、伝わって本当によかったです。

  • あっ。仲間生きていた!!
    ミカがいなかったら、気が付かなかったかもしれないけど、祖父の記憶を持つ人も増えた!

    作者からの返信

    十話へのコメント、ありがとうございます!
    そうなんです、加納さんは生きていました。村上の仲間が「みんな死んだ」と語っていた重みがあったからこそ、まだ一人生きていたという事実に、読んでくださった方に驚きと安堵を感じてもらえたら、という狙いがありました。
    そしてご指摘の通り、ミカという存在が、村上一人の記憶だったものを掘り起こすきっかけになっているんですよね。彼女がいなければ、加納さんに連絡を取ることもなかったかもしれない。健一を直接知る人が一人また一人と現れることで、ミカにとって祖父が「アルバムの中の写真」から「複数の人の記憶の中に生きていた実在の人物」へと変わっていく――そのプロセスを大事に描きたいと思っています。

  • 第九話 組み上がるまでへの応援コメント

    今は年賀状文化も殆どなくなってしまいましたよね。
    それに引きかえ、栗羊羹もらってうれしいでしょうね。

    チョイスも手土産に慣れている感じがします。
    羊羹は簡単には腐らないので、自分が食べなければ人にあげちゃうこともできる。

    作者からの返信

    九話へのコメント、ありがとうございます!
    年賀状の場面、あの一言でさらりと時代の空気を出したかったので、拾っていただけて嬉しいです。派手な出来事じゃなく、ああいう小さな生活のディテールに、時の流れが一番出るような気がしています。
    栗羊羹のチョイス、褒めていただけて光栄です。仰る通り、日持ちがして、好みが分かれにくく、押し付けがましくない――職人肌で無口な村上のような人に持っていくには、ちょうどいい距離感の手土産だと思って選びました。ミカも旧車業界で色んな職人さんを取材してきた人物なので、ああいう場での気の遣い方は自然と身についているんじゃないかと。半分食べて、半分残しておく村上の反応も、彼なりの照れ隠しだったりします。

  • 第八話 フレームの名前への応援コメント

    「人間には話さない。でも車には話す。」
    こういう寡黙な職人が日本のものづくりを支えて来たんですよね。
    そして、仲間内の信頼関係、何年経っても変わらない色褪せないもの。

    作者からの返信

    八話への深いコメント、ありがとうございます。
    「人間には話さない。でも車には話す」――このセリフは村上と健一、二人に共通する生き方そのものとして書きました。仰る通り、こうした寡黙な職人たちの手仕事の積み重ねが、日本のものづくりを支えてきたんだと思います。饒舌に語らないからこそ、仕事そのものに全てが宿る。エンジンの音、フレームに刻んだ文字――言葉にならなかったものが、モノを通じて確かに残っていく。
    そして仲間内の信頼関係についても、まさにその通りです。健一の「いいエンジンだ」という一言だけで、村上は五十年近く経った今もそれを覚えている。派手な言葉も約束もいらない、ただ黙って仕事を認め合う関係。時代が変わっても、そこだけは色褪せないものとして描きたかったので、そう読み取っていただけて本当に嬉しいです。

  • 第七話 エンジンが戻る日への応援コメント

    玉掛け、ってなんだろう?と思って調べてみましたが、なるほど映像が浮かびました。
    こういうふとした専門用語に、職人として積み重ねてきた歳月がにじみ出ていていいですね!

    作者からの返信

    七話へのコメント、ありがとうございます!
    「玉掛け」、調べていただけて嬉しいです。ああいう専門用語は、説明的なセリフで人物の背景を語るより、さりげなく一言差し込む方が、よほど職人の年季を伝えられると思っています。村上にとってはごく当たり前の作業だから、特に力を込めるでもなく口から出る。その「当たり前さ」にこそ、五十年近い現場の蓄積がにじみ出るんじゃないかと。
    説明せずに滲ませる、というのは今回意識して挑戦した部分でもあるので、そこを拾っていただけて本当に励みになりました。
    有り難う御座います

  • 第六話 S20の声への応援コメント

    北海道みたいな涼しいところにエンジンが行きついていたというのも、細部リアリティと整合性にこだわりを持って書かれているのが分かります👏

    作者からの返信

    六話への嬉しいコメント、ありがとうございます👏
    まさにそこ、こだわった部分でした。旧車のエンジンを長期保管するなら、湿度や温度の変化が少ない環境が望ましい。本州の高温多湿な倉庫より、北海道のような気候の方が金属の劣化を抑えられる――そういう理屈が通っていないと、「二十年間、火を入れ続けて生かしていた」という本間の行動に説得力が出ないんですよね。
    細部の整合性は、物語の情感を支える土台だと思っています。本間が「音が違う」と言い切れるのも、彼が本当にそのエンジンを大切に扱ってきたという裏付けがあってこそ。そこを感じ取っていただけて、書いた甲斐がありました。
    素敵な感想有り難う御座います

  • 第五話 パーツを探す男への応援コメント

    売ってしまった部品を一つずつ取り戻し、そこへミカが加わる。
    仲間が死んでしまった中、一人で背負っていた記憶が、現実になっていく。
    二重にうまく重ねてある回でした👏

    作者からの返信

    五話への嬉しいご感想、ありがとうございます👏
    「一人で背負っていた記憶が、現実になっていく」――まさにその二重構造を意識して書きました。村上にとってパーツを買い戻す作業は、単なる修復じゃなく、六年間一人で抱えてきた記憶を、もう一度この手で組み直す行為だったんです。仲間が全員いなくなった中で、記憶だけが宙に浮いていた。それが一つひとつ部品として戻ってくることで、ようやく「現実」という形を取り戻していく。
    そこにミカが加わったことで、村上の孤独な作業が「一人の記憶」から「受け継がれるもの」へと変わっていく――このあたりの重なりを読み取っていただけて、本当に嬉しいです。

  • 第四話 平成のハコスカへの応援コメント

    どでかいフレームだけ、どーんと残されていて。
    骸骨のように中は空っぽになっている光景が浮かびました🥹

    作者からの返信

    いち佳先生へ
    感想有り難う御座います
    その情景、まさに書きたかったものです🥹
    エンジンもミッションもシートも、生活のために手放さざるを得なかった。それでもフレームだけは、どうしても売れなかった。骸骨のように空っぽになった車体が、それでもそこに「在り続けた」というのが、村上という男の不器用な意地だったんだと思います。
    商売として見れば失格かもしれない。けれど、名前が刻まれた鉄を売れる人間はいない――その一線だけは、彼の中で譲れなかったんですよね。空っぽのフレームが、実は一番多くを語っていたのかもしれません。読んでくださって嬉しいです。

  • 第三話 昭和のハコスカへの応援コメント

    事故と死、勝ったのに、お金をもらわなかった……!
    そして、長いあいだ語られなかった重み。

    作者からの返信

    いち佳先生へ
    やっと返信のやり方が分かりました。遅くなって申し訳ありません。

    三話で触れてくださった「勝ったのに、お金をもらわなかった」――あの選択が、実はこの物語全体を貫く芯になっていました。健一は金を拒み、記録も残らず、代わりにフレームへ自分の名前だけを刻んだ。村上もまた、パーツを売った罪悪感を五年かけて一人で償おうとした。二人とも、言葉ではなく行動で誠実さを示す男たちなんです。
    長く語られなかった重みが、最後にエンジンの音や、フレームの文字という「モノ」を通じて静かに解けていく――そこまで読み取っていただけて、書いた甲斐がありました。ミカが二人の男の沈黙の中に、祖父の生きた証を見つけていく過程を、これからも大切に描きました。

  • ボーイ・ミーツ・ガール
    改め、
    ガール・ミーツ・幻のGT-R🚙✨