応援コメント

第2話」への応援コメント

  • 綺麗にまとまっていて、
    さらに空気感の継続の仕方が上手いと思ったのが素直な感想でした。

    本の匂い、言葉遊び、主人公の不機嫌さ、カウンターのお姉さん、カバンの中の紙など、一話目の要素も丁寧に拾われていて、ちゃんと「地方図書館」の続きとして読めました。

    結城優という作家の「遊び」も要所々々で回収されていて、「世界」と「お節介」、「漂う」と「ただ酔う」、「ツキ」と「月」など、作者の言葉選びのセンスを感じられる一文も良かったですね。

    導入の主人公の不快感を感じる描写もよく、
    五感を通して、髪の纏わりつく感じや、子供の声、乾いた喉という不快が、表面的でなく、さらにいえば「拭いきれない倦怠感をカバンに詰めて」という感覚の物体化もとても好きでした。

    特に『あなたのための物語』という本と、最後の「この『本』に書かれていることは、『本』当のことです」という一文もとても良かったです。
    一話目の「連れて行ってあげる」が、この二話目で「本の中へ連れて行かれる」方向に変わったように感じて、さらに続きが読みたくなりました。

    結城優の言葉遊びをただ真似するのではなく、主人公自身にも少しずつ移しているところも良かったです。
    「朝なんだから、もっと『あっさ』りしてろよ」のように、主人公が結城優の文体に少し侵食されている感じがして、そこがかなり好きでした。

    一話目を大事にしながら、自分なりの不穏さを足している二話目だと思います。
    参加型企画として、かなり嬉しい続きでした。


    脱線

    「カサ」という紙の音と、それを「傘」だろうか
    と考える主人公が「遊び」になっているのは意図的でしょうか?意図的でしたらとても面白い「遊び」でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます
    目を覚ましたら美少女
    名前は結城優
    異世界の図書館で始まる緩エロ百合展開も考えたんですが、ギリギリのところで原作者様の意図に沿うべきだという自制心が働いたのでこの様になりました