文章の導入から、すうっっと溶け込んできました。これからの活動、応援しています!
下半身が泡となって消えゆく過酷な「現在」から、かつて海辺で出会った少女・ミアとの愛おしい「記憶の始まり」へと遡る構成が非常に美しい作品です。人魚である主人公の、静かでどこか執着に満ちた愛の重さと、無邪気で太陽のようなミアの対比が、切なさをより一層際立たせています。
全てが余すことなく面白いです。登場人物の心情から物語の流れ、各々の思想の交錯ややり取りに至るまで考え尽くされた儚く分かりやすい表現には脱帽です。一度はこんな物語を書けるようになってみたいと思わずにはいられない世界観が広がっていて、続きがとても気になります。