時速325キロで夜を駆けるイレギュラーな少女の「死」から一転、1万体を超える量産型兵器として目覚める構成が非常に鮮烈です。自己犠牲的な「人助け」という純粋な善意のシステムが、国家や組織の都合によって「走り屋の根絶」という牙に書き換えられていくディストピア感が凄まじく、一気に物語へ引き込まれました。