せっちゃくざいへの応援コメント
すごい女ですねえ、優子! タイトルが見事に回収されているのが素晴らしい。方角はかなり北だと思いました。なぜなら、どうなるんだどうなるんだと、ストーリーを追う気持ちを強く持って読んだからです。そして優子のキャラクターがとても強かったので。
以下の一連の文章、素晴らしいと思いました。五感を使って表現しているというか。最後に視点が夜空に行くのも、その光景が見えるようです。素晴らしい筆力をお持ちだなと思います(偉そうですみません)。
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私は目が痛くなるくらいに明るいドラッグストアに入る。左奥のお酒コーナーに一直線。ストロングの大きいチューハイを二本掴み取ると、指先がキンと冷えて心地いい。レジの台にゴトリと置くと、おじさんの店員は私のTシャツの染みが揺れるのをチラチラと盗み見ながら会計をした。
おじさんに見られるのは気持ち悪いけれど、陽菜を慰めた後の私の機嫌を損ねる程ではない。
ドラッグストアを出た瞬間に缶をプシュッと開けて、飲みながら帰る。
星がほとんど見えない夜空さえ、美しくきらめいて見える夜だった。
作者からの返信
オレンジ11さん、ありがとうございます。
タイトル回収を褒めて頂いたのが嬉しいです。
また、具体的に場面を挙げてお褒め頂くのはすごくありがたいです。
これを書いていた時の感覚を忘れないようにして、五感の描写や視線の動きを大切に、今後も書いていきたいと思いました。
方角がかなり北というのは私の意識とはズレがあったのですが、「先が気になる」という読書体験を作れていたこと、そして優子のキャラクターの強さを評価いただけたのは嬉しく思います。西を目指すにあたっては、人物の強さを保ちながら、その解像度をもっと上げていきたいと考えています。
ありがとうございました!
編集済
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こちらにもお邪魔致します♪
ぎょ、ギョエエー!
優子!!なんて罪な女ッ!!!ww
と、読了後まず真っ先に思いました…優子が破壊力あり過ぎて、終始ドキドキしました。こんな人いたら怖い~!と思いました。
先日拝読した作品でも思いましたが、こちらではより一層、「匂い」の描写が素晴らしかったです。すごい臨場感。行間から立ち上る強烈な匂いと濃厚なエロティシズムに、悩殺されそうでした。まさに、五感を使った素晴らしい描写ですね。堪能させて頂きました~♪
優子の「ああ、幸せ」という最後の一言に、ゾクゥと鳥肌でした。優子が二人をソフトに懐柔?している描写、迫力ありすぎです。他人の関係に忍び寄り、入り込み、自分の優位性を確認しようとする一人の人間のヤバさを垣間見ました。K.K.さんが、こういう性癖の人を主人公に据えたのが凄いと思いました。こういう人って、きっとこの二人に飽きたら、また違うターゲットを見つけて楽しみそうですよね💦優子、すごい性癖の持ち主だ…しかも、本人には悪気が無さそうなのが余計にヤバい…
方角、私は真西なのかな、と思ってしまったのですが、フィンディルさんの感想で、北北西なのですね。なるほど。
ねっとりした人物描写、そして濃厚なエロティシズム。面白かったです~♪♪
作者からの返信
愛崎アリサさん、ありがとうございます。
匂いの描写を褒めて頂いて嬉しいです。全体的に楽しんで読んで頂けているのをすごく感じて、とても心が温まりました。
>きっとこの二人に飽きたら、また違うターゲットを見つけて楽しみそう
ここの部分が、これまで出てこなかった新たな優子像かなと感じてすごく新鮮でした。
でも、そう捉えるのもたしかに自然で、だとすると私の想像する優子より数段タチが悪くて怖い優子だなぁと感じてゾクっとしました笑
方角判定に関しては、フィンディルさんの判定を「正解発表」的に捉える必要はないと個人的には思っています。このシステムは「作品の魅力が向いている方角」を表現するためのものなので、読者毎に感じ取る魅力が違うのは自然なことで、ご自身の感じた方角がフィンディルさんと違っても、「間違っていた」と思う必要は全くないと思います。
アリサさんの「真西」というご評価はとても嬉しく受け取らせていただきたいと思います。
すごく自然体で楽しんでお読みいただいているのが伝わってきて、とても嬉しい感想でした。ありがとうございました!
せっちゃくざいへの応援コメント
優子は面白い遊びを見つけちゃった人のように感じました。ちょっと友だちにはなりたくないですね。笑
奇妙は三角関係ですが、これを作っているのは優子なのでしょうね。
方角は、やんわりとストーリーラインが見える気がしたので北西あたりな印象です。
作者からの返信
竹神チエさん、ありがとうございます。
優子の人物像の解釈は読者によって意外と幅があるというのが分かってきて、それが凄く面白いなと感じているところです。
チエさんの解釈はおそらく優子がかなり愉快犯的で、奇妙な三角関係を絶妙に計算高く設計しているようなイメージでしょうか。
「友達になりたくない」は完全に同意です笑
西を意識して作った作品ですので、解釈に幅が出ること自体は良いことなのかなと私は考えていて、いろいろな優子を観測するのを楽しんでおります。
「北西」のご評価もありがとうございます。真西を目指して精進していきたいと思います。
ありがとうございました!
せっちゃくざいへの応援コメント
企画から参りました。
フィンディルさんの感想の前にコメントを残そうと思っていたのですが、もたもたしているうちに先を越された(違うww)ようです。まだ読んでいないです。かなり深く読み込む方で、作者が意図していない部分まで分析されてますね。(凄すぎ!)
では、暗黒の感想です。
ふむ。
ビミョウなエロを含みつつ、ビミョウな三角関係を維持しつつ、実際に〝浮気〟と判定されるような事態は避けている優子さんって……何か凄いです。男女両方イケる、いわゆる〝バイ〟ですね。そして、一見〝恋のキューピット〟を演じているようで、二人の関係性を手玉に取っているような小悪魔的なあざとさを感じます。
しかし、優子さんの存在が無ければ二人の関係は破局を迎えてしまうでしょう。二人が持つ課題があって、それが解決できなければ別れてしまうのは必然でありましょう。
そんな状況でタイトルの「せっちゃくざい」が生きてきますね。善意のようで何かが違う闇。そんな微妙な背徳感が込められている印象です。
では方角です。
暗黒の判定は北西。ありがちな恋愛ドラマや三角関係は北に向きやすいと思いますが、善悪どちらとも言えない優子さんの存在が西に引っ張っている。そしてそれで三人が満足しているのも西向き。トータルで北西って判断です。
作者からの返信
暗黒星雲さん、ありがとうございます。
また一つ、面白い切り口のご感想を頂いて嬉しく思います。
>しかし、優子さんの存在が無ければ二人の関係は破局を迎えてしまうでしょう。二人が持つ課題があって、それが解決できなければ別れてしまうのは必然でありましょう。
この部分ですね。
これまでは、優子の問題によってこの関係性が生まれていることや、ここから優子がいなくなったらどうなってしまうんだろうとか、そういった切り口のご感想が多かったように思います。
その中で、暗黒星雲さんは陽菜と晴人の二人が根本的に持つ課題であったり、そこを取り持つ優子の「せっちゃくざい」としてのポジティブな側面を比重として重めに見積もってくださっているような気がしました。
「背徳」の側面にも触れて頂いていますし、もちろん他の方の感想にもポジティブな側面への言及が全くなかったわけではないのですが、その比重の置き方が新鮮な気がして、ハッとする気持ちでした。
同じ文章に対する読者毎の受け止め方の違いを、こうやって明確に観測できるのが感想交流の良いところですね。すごく為になるご感想でした。
方角判定の基準も皆さんそれぞれ違うようで、面白いなと思っています。
私自身は、人物像や関係性の中身そのものよりも、それをどう描写するかによって西にも北にも傾きうると考えていて、この点は今回、皆さんの感想を通じて自分の中で言語化が進んできた部分です。
本作は真西を目指して描きましたが、皆さんに色々と感想を頂いているうちに、まだ足りない部分が多いなというのを、実感してきております。
ありがとうございました!
編集済
せっちゃくざいへの応援コメント
企画から読ませていただきました。
「優子」というキャラクターの、どこかねっとりした人間の欲というか、そのようなものを深く味わわせていただきました。味わう、というのは比喩なのですが、私にはそんな感じがしまして。三人のキャラクターの関係性が、一種の宗教画のようにも表せそうだなとも思いました。こういった関係性、どこかにありそうな生々しさがあって良いですね。
方角ですが、明確にストーリーとしての「変化」を感じられたので、北がベースにあるのではないかと私は考えました。「三人のキャラクターの関係性の変化」は北的な変化ではないか、と。西的な変化はもう少し緩やかな変化というか、「ストーリーラインに影響が少ない変化」なのではないか、と私は解釈しています。
その辺りを考えて、北北西辺りではないかと予想します。長文失礼いたしました。なんだか偉そうな感想になってしまっていたら申し訳ございません。一参加者の意見として、受け取っていただければと思います。
作者からの返信
夜桜くらはさん、ありがとうございます。
三人の関係性を宗教画に例えてくださったのは印象的でした。
ねっとりとした生々しさと、様式化された象徴性があるような感じでしょうか。うれしいです。
方角は北北西ですね。「三人の関係性の変化」を北の要素として捉えていただいたのは、私にとっては新鮮な視点でした。私自身は関係性の変化を描写することは西の要素だと思っていたので、そこの認識の違いが面白いなと思います。
しかしどの見方が正解というわけでもないので、「北と思われる可能性がある要素」として覚えておきたいとおもいました。
偉そうだなんて思いませんよ。ありがとうございました!
せっちゃくざいへの応援コメント
優子、罪な女…!笑
企画参加作品なのですね。
他の方の感想にも「匂いがする」とありましたが、この作品は嗅覚の描写やアダルトな空気感、湿度のある文章を通して、三人の関係性に読者を感覚的に引き込む力を感じます。
企画内容を参照して、私は西北西と西南西の間かなと思いました。
大まかに言えば西ですが、西を軸に北と南が少しずつ混ざっている印象を受けました。
作者からの返信
藤葛さん、ありがとうございます。
感覚描写や空気感はすごく意識しているところなので、お褒めいただいてとても嬉しいです。
素敵なレビューも本当にありがとうございます!
> 西を軸に北と南が少しずつ混ざっている印象
これ、実はかなり嬉しいです。
西を目標に据えていますが、南にもかなり憧れがあります。
ありがとうございました!
編集済
せっちゃくざいへの応援コメント
企画から拝読いたしました。
タイトルの意味が最後まで読むとわかりました。ピッタリな良いタイトルですね! 面白かったです!
他の方のコメントも拝読したのですが、私も、今の関係性に陥るように優子が仕向けているように感じました。
個人的には、この立場のキャラクターの名前が『優子』なのが面白いと思います。
確かに、優子は陽菜にも晴人にも優しく、端から見れば、仲の良い夫婦とその善き友人に見えることでしょう。
しかし、実際はずぶずぶと共依存の沼に沈んでいて、それを幸せだと感じ、噛みしめる優子。この関係自体は幸せと呼べるものなのか、むしろ反対のものではないのか。色々と考えさせられました。
ところで、作品概要に「魅力的に、かつ気色悪く表現することを目指してみました。」とありますね。
後味の悪い作品ではありますが、私自身は優子に対して魅力も気色悪さも、強くは感じませんでした。
それくらい、優子の視点になりきって、物語をきちんとえがけている、ということだと思います。
なぜなら、優子にとって、魅力的なのは泣いている陽菜ですし、気持ち悪いのはチラ見してくるおじさんです。おそらく自分のことは、魅力的とも気色悪いとも感じていないから、ではないかと思いました。
作品の方角ですが、おおよそのストーリーラインがあることから、真西よりは北に傾くのではないかと思い、北西あたりを予想します。
長々と感想失礼いたしました。一ユーザーの感想ですのでお気にせず。
作者からの返信
泡沫 希生さん、ありがとうございます!
優子に計算高さを感じたというご評価は、私の狙ったものではなかったとはいえ、面白いなと思っています。この部分に関しては、「狙った通りに伝わらなかった失敗」というより、説明しきらない「西」寄りの方向性の副産物として、キャラクターへの人物評価に幅ができる現象かなと、今は考えております。
キャラ名が「優子」なのは少し意図している部分があったので、言及して頂いてとても嬉しいです。端から見ると「人に優しい」けれど、本人は「自分に優しくしている」だけという感じ。
そして、
>私自身は優子に対して魅力も気色悪さも、強くは感じませんでした。
このご指摘、すごく学びがありました。
これに関しては前述の「優子の計算高さ」の評価とは少し質が違って、表現したいテーマに対する作品の構造のマッチングの検討の重要性を気づかせて頂いた気がしています。
つまり「魅力的で気色悪い優子」を表現したいのであれば、それを優子のPOVで表現するのは、手段として少しズレている可能性がある。考えてみると確かにそうだと思いました。
本作について優子POVとしての完成度をお褒め頂いたことは素直に嬉しく思いますが、「表現したいこと」と「その手段」の設計をしっかりと考える必要性をすごく感じました。ありがとうございます。
方角感を「北西」として頂いた部分については、なんとなく納得感があります。私と泡沫 希生さんの「北」に対する捉え方の違いが根っこにありそうな気がしていて、その正体を探る楽しみを感じています笑
ありがとうございました!
せっちゃくざいへの応援コメント
K.K.さん、こんにちは!
ラストの「――ああ、幸せ」は、自分を中心に回っている恋人たちをそっと笑っているようですね。
フィクションならではの楽しみがそこにあったと思います。
なぜフィクションがいいかというと、リアルではそんなことできないからだと思います。
優子さん、おもしろいように二人を操っちゃって、影響力の持ち方がすごいですね。
それを読者におもしろいと思わせる筆致で描かれているのでまたほれぼれしました。
方角は「真西」だと思います。
狙って行う、すごみがおありですね。
読ませてくださってありがとうございます。
れなれな3
作者からの返信
れなさん、感想いただけて嬉しいです!
「自分を中心に回っている恋人たちをそっと笑っている」という読み方、ハッとしました。
実は私の中では、優子は狙って二人を支配しようとしたわけではなく、陽菜が可愛いから慰め、晴人が可愛いからからかい、今が幸せだから「ラインを超える必要はない」を選び続けた、というつもりで書いていました。
二人がお互いよりも自分(優子)にくっつくようにするのは、悪いことをしている自覚はありつつも、その都度「幸福」のラベリングをして良しとする。
その積み重ねの結果として二人がだんだん依存していって、気づけば自分が二人の間の要になっている。狙ったわけじゃないけど、これ、幸せだなぁ。という感覚のつもりでした。
でもれなさんの「面白いように二人を操っちゃって」という読みをいただいて、読み返してみると、確かにそう読める書き方になっているなと自分でも気づかされました。私としては「その都度の選択の積み重ね」のつもりが、れなさんから見ると「計算高い支配」に見える。このズレ自体が、優子というキャラクターの面白い部分かもしれないと思いました。
方角を「真西」と言っていただけたのも、素直に励みになりました。狙った方向に多少なりとも届いていたのなら嬉しいです。
本当にありがとうございました!
せっちゃくざいへの応援コメント
方角企画より拝読しました。好きな作品です。
依存心、あるいは自尊心、ゆがんだ心理と関係性を見事に書いている作品だと思います。私のツボにハマります。
方角は真西宣言ですが、北方面が入るかどうか迷うところに思いました。主題そのものは西ですが、その出力を最大限に発揮するために北向きの技術も入ってる気がするな、という印象です。
ともかくいい作品を読めました。ありがとうございます。
作者からの返信
雨蕗空何(あまぶき・くうか)さん、ありがとうございます。
見事に書いている、ツボにハマるというご評価をとても嬉しく思います。
西の主題の出力を強化するための北向きの技術という見方は新鮮で、でもその感覚も分かる気がしました。
多分、「出力を強化する」という行為自体が北向きなのかなとも感じていて、読者に対してなにかを提供するという意識を出し過ぎないことも、西へ向く要素のひとつなのかなと。
好きな作品と言って頂いて嬉しいです。ありがとうございました!