ヤマトタケルの物語を、なんとなんと大碓と小碓が入れ替わっていた!?という大胆な設定で描いているのがとても印象的でした。
でもなんかしっくり来たのでヨシ!!
ヤマトタケル自体はミリしら民ですが……
特に「私は大碓なんだよ」という言葉が出てから、それまでの出来事の意味が変わって見えるのが面白かったです。なんか切ないけど。
建が強い英雄として活躍するだけではなく、弟を殺した罪悪感や弟橘媛を失った悲しみをずっと抱えているところも心に残りました。まぁ引きずるよねー
一方で稚足彦が兄を助けようと必死になりながら、少しずつ太子として成長していく姿も良かったです。
最後の白い鳥と「帰ってきたんだね」という場面は、静かな終わり方なのにとても切なく感じました。
終わりがしっとりしていていいですね。完読して、ちょっとしんみりしました。
ありがとうございました。