不燃物への応援コメント
無限に味がすると思いました。
一首目から十首目を読んで、読む度に世界観が広がっていくような感覚を覚えます。
例えば“下北の劇場の手前”は夢や野望などが詰まった“海賊船の宝石の箱”みたいな存在なのだと思うと、石ころがもっと具体的に夢追い人の像に見えてきますし、坂道の険しさは“夢の痕”が証明してくれるようです。
二首目と五首目のサイコロつながりからも夢の終わりを想起させられますから、前半部は夢の膨れ上がりと萎み具合が歌全部でつくられているように感じました。
他の歌もこういった繋がりを感じさせつつ、歌同士を補強し合うように並んでいる気がして。
連作を通して読み終わったときの「不燃物」というタイトル、最後にもう一度一首目を読んだときの感じ方の違いがとても面白かったです!
特に好きな一首を挙げさせていただけるなら
“再びと燃えない湖も海も昔は炭酸だったんだってね”です。
さらりと読んだときはシュワシュワ感が胸一杯に広がり、切なさを加速させていて、前と後ろの歌をよりドラマチックに出会わせる役割をはたしているような気がしました。
さらに、タイトルと海の成り立ちも加味すると不燃性の炭酸ガスが夢を鎮火させていくような、今までの夢や野望を詰め込んだ海や大きな水らの存在が途端に空虚なものに見えてくるところが好きでした。
まわりの三首含めて流れが綺麗なところも!
作者からの返信
シンシアさんありがとうございます━━━━(゚∀゚)━━━━!!
本当に素敵なレビューまで!!!また自慢させていただきますね(`・ω・´)✧
初めはそれぞれ10連を想定して作ってはいませんでした。組み立てているうちに昨日ふっと思い付いたような言葉があって、それがまさに“下北”であったりします。一方で“サイコロ”にはとてもロマンがあると以前から思っていて使ってみたい単語でした。古い表現ではあると思いつつ、行き当たりばったりで生きてしまった人の象徴としては含みを持たせることができていればいいな、と思っています。
歌の並べ方に一番時間がかかりました。俳句の連句ルールで書きたかったのですが失敗しました(;´・ω・)「不燃物」は、中身を書く前から次回はこのタイトルを使いたいと温めたものでした。最初いきなり演歌みたいに始まってしまったからサイコロは古い世代の方には活きるかもしれません笑
炭酸は昨年の十連をチラっとでも思い出していただければと思い。今回の十連では昨年の爽やか路線を叩き壊そうという目論見がありました。昨日そう考えました。と支離滅裂なお返事で申し訳ございません。シンシアさんからいただくレビューやこの度のコメント然り、振り返るといいますか、そこで初めて自分が書いたことに対して意味を見出せるように思います。お返事を書いていて私自身も少し整理できました。昨年に引き続き大変素敵なレビューまでありがとうございました。重ねて御礼申し上げます☆(ゝω・)v
【追記】好きと仰ってくださった歌をキャッチコピーに変更しました!
不燃物への応援コメント
新作!ᐠ( ᐛ )ᐟヤッタゼ!
何度も読み返してしまいました。
不燃物というテーマの他に、どこか水の中で静かに朽ちるという感じもして、不思議な感覚を味わいました。
堪能させていただきました。ありがとうございます。
作者からの返信
二六様ありがとうございます!
>どこか水の中で静かに朽ちる
素敵な表現!実は迷った挙句「朽ちる」という言葉を消した部分があって、陰ながら発することができて嬉しいです。昨年の十連の爽やか路線を叩き潰してやろうと意気込んだ結果、演歌みたいに始まってしまいました。二六様の百短歌も楽しみにしております☆(ゝω・)ありがとうございました。