第4話 地獄子と天国美への応援コメント
今回は、地獄子とドッペルゲンガーの関係が一気に「便利な分身と主人」ではなくなった感じがして、とても印象に残りました。
これまでの地獄子は、天国美のコミュ力に振り回されたり、仕事を押しつけたりしながらも、どこか一歩引いたところから状況を見ている印象だったんですが、今回初めて二人がお互いにとってかなり大切な存在になっていることがはっきり見えた気がします。
特に天国美が、難しい理屈ではなく「ご主人様との今の生活がなくなるのが嫌」という気持ちで必死になるところが良かったです。「いってきます」「ただいま」や、ご飯を一緒に食べることみたいな、ほんの数日前まで存在しなかった日常が、いつの間にかこの子にとって守りたいものになっているんですね。
地獄子の方も、自分自身のことについてはかなり後ろ向きなのに、天国美のことになると放っておけない。その辺りが二人とも正反対の性格なのに妙に似ているようにも感じました。
そして、かなり重い話をした直後に名前決めへ突入するテンポも好きです(笑)。
「宍戸地獄子」に対して「天国美(へぶみ)」という発想は、地獄と天国で綺麗に対になっているのに、本人から即座に「ださ……」判定されるのがひどい(笑)。さらに「BボタンBボタンBボタン!!」「名前キャンセルすな」の掛け合いまで含めて、しんみりしたまま終わらせない二人らしさが出ていました。
ただ、名前としてはかなり象徴的でもありますね。同じ顔なのに正反対の二人だからこそ、「地獄子」と「天国美」という名前がこれからどういう意味を持ってくるのか気になります。
そして、ここでようやく「真実の愛を探す」という物語の目的が本格的にスタートするわけですが、個人的にはすでに地獄子と天国美の間にあるものも、簡単には名前をつけられないくらい大事な感情になり始めているように感じました。
笑える掛け合いの中で、二人の関係そのものが少しずつ深くなっているのが良いですね。楓子さんも加わって、ここからどんな方法で「真実の愛」を探していくのか楽しみです。
第3話 死の刻印への応援コメント
第3話で一気に物語の軸が見えてきましたね。
冒頭の「父が隕石と激突して入院して……」で早速笑いました(笑)。しかもギャルメイク先輩に即座に「へるちん嘘つくの下手だねぇ」と見抜かれているのに、それでも休ませてくれるあたり、前回ドッペルゲンガーが築いてくれた人間関係が思わぬところで地獄子さんを助けているのが面白いです。
それから、正体を隠す方法が「双子でゴリ押す」ではなく、まさかのゴスロリ変身なのもこの作品らしいですね。命が危ないというかなり深刻な状況なのに、眼帯+フリルだらけの衣装で楓子さんのところへ行かされる地獄子さんのおかげで、重くなりすぎないテンポが保たれていました。
楓子さんの事務所も良かったです。第2話では謎の黒魔術師という印象でしたが、水晶玉やタロット、使い魔まで出てきて、本当にこちら側の世界に詳しい人物なんだと分かります。
特に、
「鶏肉に赤ワインかけたらなんかいけました」
からの、
「君、とんでもない黒魔術師の才能あるよ」
という流れが好きでした。
本人は仕事をサボりたいだけで適当に儀式をしたのに、実は突出した黒魔術の才能を持っていたというのが面白いです。地獄子さん自身が一番その才能をありがたがっていなさそうなのもいいですね(笑)。
そして後半の「死の刻印」から、一気に緊張感が出てきました。
49日という具体的な期限が設定されたことで、これまでのドタバタした同居生活にも明確なタイムリミットが生まれましたね。しかも解決方法の一つが「ドッペルゲンガーを殺す」というのがかなり重い。
ここで地獄子さんが即座にその方法を選ばず、
「勝手に呼び出して、都合が悪くなったら殺すなんて、そんなのあんまりじゃないか」
と考えるところが印象的でした。
最初は「自分の代わりに働かせるための眷属」くらいの認識だったはずなのに、もう地獄子さんの中ではドッペルゲンガーが単なる便利な存在ではなくなっているんですよね。一方でドッペルゲンガーも、ご主人様を助けるためなら何でもすると必死になっていて、二人の関係が少しずつ変化しているのが伝わってきました。
そして最後の解決策がまさかの「真実の愛」。
ここまで黒魔術、ドッペルゲンガー、死の呪いと来て、最終的に恋愛へ繋がるとは予想していませんでした。
楓子さんとの恋が関係するのか、それとも地獄子さん自身が誰かとの「真実の愛」を見つけなければならないのか。そもそもこの場合の「愛」が何を意味しているのかもまだ分からないので、かなり気になる引きでした。
コメディの勢いを失わないまま、49日という期限と「ドッペルゲンガーを生かすか、地獄子さんを救うか」という大きな問題が提示されて、物語が本格的に動き始めた回だったと思います。
第2話【悲報】ドッペルゲンガー、正体がバレる。への応援コメント
第1話では「ドッペルゲンガーの方がコミュ力高すぎる!」というコメディが中心だったのに、第2話で一気に物語の世界が広がりましたね。
まず、地獄子さんが久しぶりに本人として職場へ行った結果、周囲から「最近の地獄子」と同じノリを期待されてしまう展開が面白かったです(笑)。ドッペルゲンガーが契約を取るだけではなく、短期間で職場の人間関係まで改善していたせいで、本人の方が偽物みたいになってしまっているのが何とも皮肉です。
「調子が良かった私はドッペルゲンガーでこれが本来の私ですだなんて絶対言えない」というところも好きでした。普通なら分身を便利に使えてラッキーなはずなのに、分身が優秀すぎるせいで地獄子さん自身の立場がどんどん危うくなっていく構図がいいですね。
それと、仕事では散々だったのに、帰り道では自然に「炒飯でも作ってやるか」と考えている地獄子さんが意外と優しい。まだ出会って間もないのに、もうドッペルゲンガーとの生活が日常になり始めている感じがしました。
そして植物園デート。最初は普通に初々しいデートで、ソフトクリームを食べさせたり、横顔をちらちら見たりしているドッペルゲンガーが可愛かったのですが、「君、人間じゃないよね?」から空気が一変するのが印象的でした。
楓子さん、ただの美人なお客さんではなかったんですね……。
しかも「黒魔術師兼YouTuber」という肩書きが強すぎます(笑)。地獄子さんがそもそもYouTubeで見た召喚法を試していたことを考えると、この設定がどう繋がってくるのかも気になります。
何より最後の「このままだと地獄子ちゃんの命が危ない」がかなり不穏でした。第1話で触れられていた「ドッペルゲンガーと出会ったら死ぬ」という話も、単なるネタではなかったのかもしれませんね。
コメディとしてテンポよく進みながら、ドッペルゲンガーの正体や召喚の代償という本筋らしい謎も出てきて、第1話とはまた違った面白さのある回でした。
第1話 ドッペルゲンガー召喚してみた。への応援コメント
導入から勢いがあって、一気に読んでしまいました!
「仕事をサボるために闇の眷属を召喚する」という発想だけでも面白いのに、生きた鶏をスーパーの鶏肉で代用してしまう適当さで、地獄子さんの性格が一発で伝わってくるのが好きです(笑)。
しかも、せっかく自分の代わりに働いてくれるドッペルゲンガーを召喚したのに、そのドッペルゲンガーの方が圧倒的にコミュ力が高くて、初日から契約を二件取ったうえに恋人まで作って帰ってくるとは……完全に予想外でした。
「同じ顔なのに表情が違うだけで全然別人みたい」という部分も印象的でした。同じ姿をしているからこそ、陰キャ気質の地獄子さんと、何事にも前向きで行動力のあるドッペルゲンガーの違いが余計にはっきり見えるんですね。
そして一番笑ったのが、最終的に「主人の代わりに働く存在」だったはずのドッペルゲンガーがデートへ行き、主人本人が仕事へ戻ることになるところです(笑)。召喚した目的がものすごい勢いでひっくり返っている……。
単なる便利な分身ではなく、最初からかなり強烈な自我を持っているので、この二人が生活していったら今後どちらがどちらの人生を生きているのか分からなくなってきそうで面白いです。楓子さんが「地獄子」だと思って付き合っている相手が実はドッペルゲンガー、という状況もすでに危険な匂いしかしません。
テンポのいい掛け合いと設定のインパクトがよく噛み合った第1話でした。地獄子さんの「どうしてこんなことになったのだろう」が、これから何度繰り返されることになるのか気になります(笑)。
第36話 宍戸地獄子の消失への応援コメント
一気読みしてしまいました……。
楽しませて頂き、ありがとうございます!
あと21日。
どうなるのか早く知りたいような、でも終わってほしくないような。
とりあえず天国美が心配で、夜も眠れそうにありません……(笑)
作者からの返信
最新話まで読んでくださり、本当にありがとうございます!!
今後も天国美達の物語を見守ってくださると嬉しいです!!
第2話【悲報】ドッペルゲンガー、正体がバレる。への応援コメント
いきなりドッペルと黒魔術師展開!語り口がサクサクで引き込まれます!
作者からの返信
コメントありがとうございます!!そう言っていただけると励みになります!!
第3話 死の刻印への応援コメント
お父さん隕石と激突で入院の時点で笑いました
鶏肉に赤ワインでドッペルゲンガー級を召喚してしまう地獄子ちゃん、黒魔術の才能がとんでもなさすぎます笑
死の刻印に49日後の死……一気に不穏になったと思ったら、解決方法が「真実の愛」!?
地獄子ちゃんにはかなり難易度高そうで……
この先どうなるのかめちゃくちゃ気になります!
第5話 宍戸地獄子:オリジンへの応援コメント
今回はタイトル通り、地獄子さんの「原点」にかなり踏み込んだ回でしたね。
冒頭から右手が透け始める展開で、49日というタイムリミットがただの数字ではなく、本当に少しずつ存在そのものが消えていく呪いなんだと実感させられました。そんな状況なのに、慌てた天国美が「1・1・0!!」と言い出して地獄子さんに突っ込まれるところは、相変わらず二人らしくて笑ってしまいました(笑)。
そして今回、一番印象に残ったのは水晶玉の場面です。
運命の相手を占うはずだったのに、映ったのが子供時代の地獄子さんだったという時点で、「恋愛相手を探す前に、まず本人の過去に何かあるのでは」と空気が一気に変わりました。
特に、
「誰も、君に泣き方や、怒り方を教えてくれなかったんだね」
という楓子さんの言葉が重かったです。
地獄子さんが単純に「陰キャだから人付き合いが苦手」というだけではなく、感情を外へ出さずに抱え込んできた結果、それ自体が莫大な黒魔術の力になっていたという設定が面白いですね。
これまで地獄子さんの自己評価の低さはコメディとして描かれることも多かったですが、今回はその奥にあるものが少し見えてきた気がします。
同時に、楓子さんの人物像もかなり深まりました。
最初は美人で謎めいた黒魔術師YouTuberというかなり強烈なキャラクターでしたが、「世界を呪いたいと思って黒魔術を始めた」という過去を持ちながら、今は同じように苦しんでいる人を助けようとしている。
黒魔術という普通ならかなり禍々しいものが、この作品では必ずしも「悪い力」として扱われていないのが好きです。負の感情そのものを否定するのではなく、それとどう向き合うかという話になっているんですね。
それから地獄子さんが、
「真実の愛を見つける」
ではなく、
「黒魔術を覚えて呪いを力ずくで捩じ伏せる」
という方向へ行くのも、ものすごく地獄子さんらしい(笑)。
普通なら恋愛修行が始まりそうなところで、なぜか黒魔術修行編に突入するとは思いませんでした。
ただ、楓子さんが「君に一番足りないのは自信だ」と言っているように、結果的にはこの修行が地獄子さん自身を変えていくことになりそうですね。単純に呪いを倒すための力を得るだけではなく、自分の中にあるものを知って、少しずつ自分を認めるための時間になるのかなと感じました。
そして最後、かなり大事な話をした直後なのに唐揚げとシャワーで締めるのがこの作品らしくて好きです(笑)。
「ご主人様大丈夫ですか!? 消えてませんよね!?」と全力疾走で帰ってくる天国美も、すっかり地獄子さんのことが大切になっていますね。
48日後に何が起こるのかという不安はあるのに、三人でご飯を食べたり騒いだりする日常が少しずつ出来上がっている。その日常そのものが、地獄子さんにとって今までなかった大切なものになっていきそうで印象に残る回でした。
作者からの返信
読んでくださり本当にありがとうございます。
1話から5話までの感想を読ませていただきました。
そこまで深く読んでくださり感無量です。
おかげで初心を思い出すことが出来ました。
本当にありがとうございます。