一度で読み終わる話を三本。長い話に入る前の入口として置いています。 『開拓船〈自由号〉の記録』 「我々は貨物ではない」と蜂起した者たちの、そのあと。誰も罵らない記録の声だけで綴った八話。 『焦牙の嵐』 「フォックス」と呼ばれる賞金稼ぎ。それ以外は、誰も知らない。舞台は"垂直迷宮"と呼ばれる港の街。 『ショートショート(秋)』 高速道路を降りた先のBARで交わされる、他愛のない会話。 救いのある結末はない。あるのは、三つの違う後味。
7月27日に更新