和気あいあいとするクラスメートたちの話す場面から一転、衝撃的な事件が!? 誰からも慕われ尊敬される先輩が殺された!?
その犯人の謎は、あの吸血鬼「ドラキュラ」にある??
悠平と涼音はその先輩の葬儀に出席するために「ドラキュラ島」に行った。島の本当の名前は「時由良島(ときゆらじま)」、単に語呂が似ているだけとは言われるが・・・・・
この世界にもドラキュラが存在するのか? ヒロイン涼音の特殊な能力を読み、読者はどう判断するのか!?
推理物です。読者視点でも犯人がわかるようになっていますが、伏線とミスリードが絡み合い面白いです。
【犯人判明まで読んでのレビューです。】
【レビューコンテスト応募】
十慈学園の生徒たちの憧れの的だった神栖恋花が、何者かに殺害された。
悠平と涼音は恋花の葬儀が行われる「時由良(ときゆら)島」へ向かう。そこは「ドラキュラ島」と呼ばれる、かつて恐ろしい事件が起きた島だった。
そして、再び惨劇が起こる……。
おぞましい事件を起こすのは、伝説のドラキュラなのか。それとも、人間なのか。
本作で特徴的なのは、普段は穏やかな涼音があることをきっかけに「覚醒」し、能力が強化されること。この力を利用し、悠平と涼音は事件の謎に挑んでいく。
しかしこれは、強力な力で何もかも解決するような単純な話ではない。
事件の裏には、「弱さ」が招いた悲劇が隠れている。
人間の弱さと強さを描いた傑作ミステリー、ぜひお楽しみください。
【レビューコンテスト応募】
全校生徒の憧れの的である先輩が何者かに殺害されてしまい、悲しみの中葬儀に参加するために先輩の故郷、時由良島を訪れた悠平と幼馴染の涼音。
しかしそこで、ドラキュラの仕業かと思われる新たな惨劇が幕を開け……。
絶海の孤島、そこに伝わるドラキュラ伝説、不可解な犯行、そして可愛くて不思議な力を持つヒロインといった魅力的なモチーフが織りなす本作は、一話ごとに目が離せません。
ドラキュラは実在するのか、それとも人間の仕業なのか。
ストーリーも伏線も丁寧に描かれているので、しっかり推理しながら読むこともストーリー自体を楽しむこともできます。
読みやすくてハラハラする本格ミステリーを探している方に、ぜひおすすめです。
全校生徒の憧れである3年生の神栖恋花(かみす れんか)が何者かに殺害された。
すべてはここから始まります。
悲嘆に満ちる学園。
せめて彼女の葬儀に参列したい――多くの生徒がそう思ったことでしょう。
しかし、斎場となる実家の場所は絶海の孤島『時由良島(ときゆらじま)』――限られた生徒しかその場所へ向かうことは許されませんでした。
そこに選ばれたのが主人公・水城悠平(みずき・ゆうへい)と幼馴染の布施涼音(おぶせ・すずね)を含む六名。
一日一便のみの定期船で到着するや否や、何やら不穏な赤い影が覗いて見えるかのように……
神栖家の家族一員はまるでこの島の禁忌に触れるかの如く、口を閉ざしては表情を固くします。
この島には、何かがある。
得体の知れない、曰くつきの何かが……
悠平と涼音が部屋を出た瞬間でした。
そこに早くも一人目の犠牲者が……
神栖家の部屋で血まみれになって見つかった生徒。
その傍にいたものとは……
現場の目撃者となってしまった悠平と涼音。
ソレは二人に襲いかかろうと牙を剥き、竦然たる脅威となって迫り来る。
この冒頭に一気に心を掴まれ、スリルとサスペンスが織り成す戦慄に完全にとらわれていました。
この危機を回避したのが涼音に隠された不思議な力の存在――それは他人の血を舐めることで脳のリミッターが外れ、身体能力と精神力が飛躍的に向上するというもの。
(ファンタジー界隈ではバフ効果と呼ばれるかもしれません)
力を発揮できるのはわずか15分。
その後は身体への負荷が大きすぎるため、すぐに倒れ込んでしまう王道的な制限設定。
力尽きてしまう涼音と、介抱する悠平。
二人の距離を縮める役割も担いつつ、気になる恋の行方も相まって、グイグイと引き込まれてしまうことでしょう。
この島には、恐ろしい殺人鬼がいる。
外の嵐は激しさを増し、
一日一回の定期船も来れない始末。
警察はおろか、自分たちの逃げ場さえ失われていく展開はスリルとサスペンスを増大させ、臨場感あふれる豊かな筆致は確かな体感を生み出していきます。
これには読む手が止まりません。
浮かび上がるトリックの謎。
犯人は一体、誰なのか?
そして、真の黒幕は?
学園と絶海の孤島が織り成す、ホラーテイストの融合を果たした複合型のクローズドサークル・ミステリー。
この体感をぜひ、あなたの目と心で堪能してみてください。
十慈学園という学校で親友たちと平穏な日々を送っていた水城悠平だが、神栖恋花という学園のアイドルだった三年生の女性が亡くなり、学校中が騒ぎになる。
悠平は恋花の葬儀に参加するために、同じ学校の人たちと彼女の故郷である由来島というところへ行く。
そして葬儀は無事に終わったのだが、そこで殺人事件が起き、さらにドラキュラまで現れてしまう。
ドラキュラの正体はなんなのか? 犯人はだれなのか?
孤島ミステリーのツボを押さえながらも、ドラキュラという存在がこの作品を唯一無二の魅力があるものにしていると思います。
推理も丁寧でトリックの謎を徐々に紐解いていく過程は多くのミステリー好きを満足させるのではないかと思います。おすすめです!
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このお話は、学園の人気者の少女の殺害をきっかけに、彼女の故郷の孤島で起こる連続惨劇と、それに立ち向かう少年少女のミステリ・サスペンスです。学園2年生の幼馴染たちは殺された少女の葬儀のため奇妙な別称で呼ばれる孤島を訪れます。島にはかつて守り神の祭壇を破壊された後に血まみれの死体が続出したという不気味な伝承が伝わっていました。そして今、再び祭壇が壊れていることが発覚します。その夜、少女の部屋の前に血痕が落ち、テニス部エースの友人が殺害されているのが見つかります。少女は他人の血を舐めることで発揮する特殊能力で幼馴染とともに逃げ出します。嵐で島に閉じ込められ、警察も来られない中、明るさで皆を支える少女も無残に惨殺されてしまいます。こうして次々と起こる殺人事件、そして背景に横たわる不気味なドラキュラ伝説。恐怖と理不尽に抗いながら、彼女たちは立ち向かいます。はたして彼女たちはどうなるのでしょうか。つづきはぜひ、本編でお確かめください。【レビューコンテスト応募】