すべてどこか夕暮れと夜のあわいのような印象を覚える中で、表題の一首はどのような世界なんだろうと考え込みました。鏡のようなみずうみ、でまず連想するのはウユニ塩湖でした。魔女と呼ばれた(あるいは決めつけられた)女性が涸れた地に埋められる。人柱を捧げた結果湧いた水は、渇きを癒すことはできないもの。因果応報、と一言で言ってしまうにはあまりにも寓話的でうつくしい言葉のお歌です。
滝口アルファさんの作品をどうぞ、ご一読ください。